柏まちなかカレッジの魁!!!歴史塾にて、『犬たちの明治維新』や『犬の伊勢参り』の著者で、犬の歴史の専門家である仁科邦男先生をお招きして「江戸のゴミと犬の糞」についてお話いただきました。
江戸時代の糞尿処理やリサイクルの状況を、犬の糞から学ぶことができました。江戸でリサイクルできないゴミは、火事場のゴミと陶器の破片と犬の糞。
掃除をする人、埋め立て地の話、犬の糞横町の話、犬の糞事件、「伊勢屋稲荷に犬の糞」の研究など、様々な史料をご紹介いただきました。
それにしても、犬の歴史について、とことん史料を集めている仁科さんに驚きです。
柏まちなかカレッジでは、デザイン未来塾で、ゴミ問題に取り組んだり、2/6には祇園祭の食器リサイクルの活動されている方をお招きした講演を開いたり、それぞれの講座でそれぞれの視点から、ゴミを題材に扱っています。
今日の教室として使わせて頂いたフロッシュさんでも、今週金曜1/16に野糞率100%の方のトークイベントがあるそうです。
自分の糞をトイレに流して、その後のことは何も考えないことが、環境問題や社会課題を自分事としてとらえられなくなっているのかもしれません。