「守ります 愛ある柏に あふれる笑顔」をモットーに消防職員、消防団員が、私たちの命と財産を守るべく、日々、活動されています。
消防団員の先輩から、火事で出動した話をお聞きするたび、頭が下がります。
消防職員だけではなく、地域の消防団員の力で柏市の消防は支えられています。特に、災害時には、消防団員の役割が大いに期待されるものです。
柏市消防出初式は、今年で60回目となる伝統的な行事です。
出初式の歴史は、明暦の大火翌年の万治元年(1658年)に幕府直轄の新たな消防組織として定火消が制度化され、万治2年(1659年)1月4日、上野東照宮で定火消によって行われた出初がはじまりと伝えられています。
明暦の大火後の復興作業に苦しんでいた江戸の住人に、大きな希望と信頼を与えたとのことです。
さて、柏市の平成26年火災総数は97件で、前年より44件減少。日頃の啓発活動の成果と評価され得るものです。平均すると約3.8日に1件の割合で火災が発生したことになります。
救急出場件数は、17278件で、前年より484件の増加。救急搬送人員は16188人で、前年より364人の増加。平均26年の救急出場件数を1日平均にすると47.3件、約30分に1件の割合で出場したことになります。