令和6年度千葉県公立高等学校入学者選抜の改善策について、千葉県教育委員会から情報提供がありましたので、共有いたします。
※令和5年度千葉県公立高等学校入学者選抜における採点の誤りについて
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【改善策1】学力検査問題の解答方法は、短答を含む記述式(以下、記述式という。) とマークシート式の併用型とする。
【改善策2】記述式部分の採点は、デジタル採点システムにより、別の採点者が それぞれ採点を行った後、結果を突き合せて確認を行う。
【改善策3】合否のボーダーライン付近の答案点検を実施する。
【改善策4】採点・点検を行うための臨時休業日を追加で設定できるようにする。
【改善策5】採点・点検は、原則として全ての学校において同一の方法で行う。
1 出題について
(1)従来どおり、記述式及び選択式が混在した問題とし、出題方針について、 昨年度からの変更はない。
(2)選択問題は、マークシート式による解答とする。
2 採点・点検について
(1)答案は、専用機で読み取り、選択問題(マーク部分)については自動採点と なる。記述問題については、デジタル採点システムにより採点を行う。
(2)記述問題については、1人の受検者に対し、2系統で採点(1つの問題を 異なる採点者がそれぞれ採点)を行ったのち、2つの採点結果を突き合わせて、 採点誤りがないか確認を行う。この突き合わせは、デジタル採点システムに おいて、自動で行うことができる。2つの採点が不一致の場合は、採点者で協議 し、再度採点を行う。
(3)合否のボーダーライン付近の受検者については、採点誤りがないか、全ての 答案について改めて点検を行う。
3 日程について
採点に集中できる環境を整える方策の1つとして、各高等学校からの希望に 応じて、採点・点検を行うための臨時休業日の追加の届け出を認める。
4 今後の県教育委員会の対応
(1)受検予定者に対し、解答用紙のサンプルを早い時期に公表する。 (2)県教育委員会がマニュアルを作成し、全ての公立高等学校に向け採点方法及び
点検方法等を具体的に示す。
(3)合否のボーダーライン付近の点検の対象人数や得点幅等については、県教育委員会で今後検討し、定める。