新幹線に乗るのは好きですが、ただ景色を眺めて、どっと疲れます。
車中、仕事をしていると疲れません。読書していると元気になります。
車窓を眺めていると、そこに住む人たちの暮らしや歴史を考えます。
川と治水、森と開発、工場と産業、道路と都市計画、住宅地の特性、田畑の真ん中にある神社と森、ため池、看板、橋梁などインフラ、車や自転車•••、次々に考えるべきテーマが目に飛び込んできて、頭はフル回転。
百人組手も、千本ノックも経験したことはありませんが、次から次に出された問題に高速で答えていく感じです。
日本各地をスキャンしているイメージで移動しています。
新幹線の走っている表面的な部分ではありますが、まちづくりや都市計画の高速演習を受けているようです。
目に見えている現状だけでなく、過去の街並みや風景など歴史も考えます。
新幹線を降り、宿泊先から夜景を観て、ホッと一息といにたいところですが、今度はその灯りの一軒一軒がすべて幸せに過ごしていればいいなぁと思いを馳せます。
いじめられたりしてないかなぁ、
ごはん食べれてるかな?、
お金に困ったり、喧嘩したりしてないかなぁ、
私に何かできることはあるかなぁ?
歩いたり、景色を眺めたり、何もしていないように思える時間こそ、頭を使って、いろいろと考えていると気付かされました。