自分事の福祉を考える-地域の中で、高齢者も、子どもも、障がい者も一緒に

小暮 慶次さんは昨年11月に、富山型デイサービスで有名な「このゆびとーまれ」を視察し、地域共生ホーム全国セミナーにも参加されました。今日、小暮さんの報告会に参加しました。

富山型デイサービスとは、高齢者や障害のある方、子どもに対して同じ施設内で福祉サービスの提供を行う地域共生型の施設です。
高齢者と子どもの異世代交流により、互いに心身両面に良い影響を与える効果も期待されます。利用者にとっては、居住地の近くでサービスを利用できることもメリットになります。地域コミュニティを築くことにもつながります。12507512_1273270929355642_445116395967257403_n

多様性、障がい者の働く場、日本にみられる社会的孤立、介護制度のあり方など、様々なことを考えさせられ、話し合うことができました。

小暮さんとは、昨年の夏に、地域が支える福祉の先進事例である東広島のC-COREを視察しました。
http://communitysystem.web.fc2.com/works/work1/work1-1.html

より良い社会になるよう、これからもともに学び合いたいです。小暮さんの発表のテーマは「自分事の福祉を考え、未来に一歩を踏み出すために」とありました。まさに、今、大切なことだと思います。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)