恩赦制度についてー保護司会研修

今日は柏地区保護司会の研修会。
テーマは恩赦制度について。令和になったことで、推定約55万人の恩赦が行われます。

恩赦については、誤解・勘違いも多いようです。
刑務所から出てきたり、罰金を支払わなくて済んだり、失った免許証や資格が帰ってきたり、罪をなかったことにするわけではありません。
私も勘違いしているものもありました。

今回の即位によって行われた恩赦は、罰金を払い終えて3年以上たった人の復権(医師や調理師免許などの資格制限の回復)が多いとのこと。
死刑を無期懲役になるといったことは、行われないようです。

恩赦は、天皇即位などの特別な時にしか行われないものかと思っていましたが、事例は少ないものの、いつでも行われているそうです(千葉県では、この3年間で2件)。

資格制限によって就職など生活に障害が出る場合や病気回復の見込みのない場合など、個別審査で恩赦が行われています。

恩赦は、司法に対して行政が影響を及ぼすものなので、憲法で示された三権分立に反しているという疑問も出ます。
恩赦もまた、三権分立の例外として、憲法に認められています。

めったに使うことのない知識かもしれないが、この講義を聴きながら、高齢化や障がいを有する受刑者が増えており、更生保護のこれからについても考えることになりました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)