災害時応援協定を東日本段ボール工業組合と締結

柏市 防災安全課 危機管理・防災担当から、以下の報告がありました。
柏市では、東日本段ボール工業組合と「災害時における段ボール製品の調達に関する協定」を締結しました。
この協定により、災害時において主に避難所で使用する段ボール製品(段ボール製の簡易ベッドや間仕切りなど)が当市に供給され、長期にわたる避難所生活の環境改善を図ることができます。
柏市は東日本段ボール工業組合に対して,避難所の運営に必要な段ボール製品(段ボール製の簡易ベッド,シート,間仕切りなど)の供給を要請できます。
過去の大規模災害の避難所では、寝具がなくプライベートスペースがないなどといった劣悪な環境により、避難者が心身ともに疲弊したことが指摘されています。
そうした避難所生活の環境改善を図る上では、段ボール製品が非常に有効であったことが確認されています。
 
柏市職員も平成28年熊本地震や平成30年西日本豪雨の被災地支援を通じ、段ボール製品の有効性を確認しました。以上を踏まえ、柏市においても、大規模災害時における避難者の心理的、身体的な負担軽減を図ることを目的として、段ボール製品を調達できる体制を構築するべく、当協定を締結するに至りました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)