東日本大震災から14年-日常にも非常時の意識を持つ

東日本大震災から14年。

県内でも津波、液状化、様々な被害がありました。被害にあわれた方々、そして被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

あの時、私は入院中で、今、三井ガーデンホテルのあたりに避難しました。ご高齢の方や障がいのある方の避難についても、身をもって経験しました。
この時の経験で、駅前の広場など、災害時に避難できる空地の意義は大きいと考えるようになりました。
先日、千葉県議会では、フェーズフリー決議案が可決されました。
フェーズフリーとは、日常と非常時のフェーズ(社会の状態)の垣根をなくし、日ごろから非常時を想定し、備えるべきだという考えです。
先日、道の駅しょうなんにて、みなつなフェスにも参加しました。3/11に近い日曜に、開催される防災イベントです。
キッチンカーは、非常時には、炊き出しなどでも活躍されます。
私は、普段から非常時を想定したコートやリュック(中には充電器や防災グッズ)で議会に通勤していいます。
「登山みたいなカッコだな」と先輩議員から言われますが、フェーズフリーの考えを実践しているのです。
東日本大震災のとき、都内から歩いて帰った経験から、
通勤は運動靴にしているという人の話も聞きます。

フェーズフリーとは、武道にも通じる心構えでもあると考えます。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)