こどもの意見を社会に反映させるー柏こどもまちづくり会議

柏下村塾を立ち上げ、9ヶ月。

柏下村塾とは、高校生•大学生中心(15-25歳)に、社会をより良くするムーブメントを起こしていくコミュニティです。

その塾生の一人、吉村さんが柏こどもまちづくり会議実行委員会を立ち上げました。

こどもまちづくり会議は、自分達の住むまちに対して興味や関心を持ってもらうきっかけづくりを行う活動です。

建築を学ぶ大学生たちと柏に住む小中学生のこどもたちが話し合い「自分たちの街の未来を自分たちで作ってみよう」をテーマに30年後の街の姿を1つの模型として形にしていきます。

もともとは神奈川県藤沢市をフィールドに、大学生団体による活動を、地元の柏市でも行いたいと始まりました。

9月には柏の葉T-SITEのVIVITAにて開催し、10月には柏市役所のロビーに展示させて頂きました。

これから柏市内で展開したいきたいと計画中です。小学校区ごとに、その地域のこどもたちと会議を開いていけたらと望んでいます。

つい先日、ハックルベリーブックスにて、G.B.マシューズ『子どもは小さな哲学者』(新思索社)を購入し、読み始めました。

これまで「子どもっぽい」、「幼稚だ」お片付けられてきたアイデアの中には、社会にとって重要な問いがふくまれているはずです。

しがらみのない、常識にとらわれない、そして50年後も社会の一員としていきているであろう子どもたちと共に、まちづくりを考えていく場が生まれていくことは、素晴らしいことだと思います。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)