社会を良くするプラットフォームでありネットワークとしての議員

コワーキングスペースの運営会社であるWeWorkJapan CEOのクリス•ヒルは、「私たちが提供しているのは、単なる仕事場ではなく、クリエイティブなマインドをもった世界中の人々をつなぐプラットフォームでありネットワークだ」と語っているのを聞き、まさに、私の仕事と通じると感じました。

毎月最終木曜日の夜は、柏まちづくり倶楽部を開催しています。
柏市議会の報告と意見交換、参加者がアイデアや疑問を持ち寄り、柏市や社会のこれからについて話し合う対話の場です。
議員になってから、ほぼ毎月開催しているので、60回以上、話し合ってきました。

「もっと、こうしたら社会は良くなる」といった考えをお持ちの方、地域に根付いた政策を考えたい方、政治を真剣に語り合いたいなど、参加者の方々から頂いたご意見やアイデアを、議会に活かしてきました。

私一人の研究や興味関心には限りがあります。一人ひとりの力を合わせれば、大きな可能性となり、力となります。
参加者それぞれが持つ専門分野や関心を持ち寄り、話し合うことで、私の議員としての幅も広がります。
これまで、柏市民だけでなく、また、投票権のない学生さんも参加してくれました。

いわゆる市政報告会というと、選挙前に、支持者が大勢集まり、政治家の実績や報告を聞くという形のものが多いのではないかと思います。
柏まちづくり倶楽部は、ふだんから毎月、少人数でも参加者が集まり、学び、自由に意見交換し、その意見をもとに、私が議会質問や議員活動に取り入れていきます。意見した参加者は、自分発のアイデアが議会で話し合われ、その後、どのように実現していくかを見守り、市政に注目することになっています。

柏まちづくり倶楽部では、生きた課題や生活に根ざした意見が交わされていると感じます。
人数の多さではなく、どれだけ市政に生かせるかを重視しています。参加者と共に、柏市を良くしたい。本音の話合いを目指してきました。

民主主義の拠点であり、創造の場であり、ビジネスの場であり、学びの場であり、出会いの場でもあります。

今後は、オンライン上での議論で、世界中の人が参加できる仕組みも作りたいと考えています。議論のテーマごとにアドバイザーを選ぶなど、市民が政治に参加しやすいような仕組みを構築中です。

柏市の政治やまちづくりにまつわる情報を共有するためのページとして「柏まちづくり倶楽部」を運営しています。一つのローカル・メディアとして育てていきたいと考えています。

Facebookグループ、メーリングリスト、Zoomなどで情報を持ち寄ったり、意見交換できる場も作ろうとも考えています。
ご興味のある方、ご連絡ください。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)