VIVITAを見学し、「とうとう来たか」という感じだった。
私たちが研究し、主張し、実験的に取り組んできたことが、理想主義としてではなく、ビジネスの世界で挑戦されるようになったのだ。
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技術の進歩もあるが、この社会と時代の心性が変わってきたと確信した。
まだまだ挑戦的な段階かもしれないが、いずれ実現していくだろう。
感慨深い。
これから私の役割も変わってくるかもしれない。
私たちに何ができるか、あらためて考えていきたい。
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レッジョエミリアのREMIDAのようです。
たとえば、議会や日頃の発信では、目先の課題だけでなく、未来へのビジョンを語ることに注力したい。
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今回の議会では、柏市内の学校と世界の学校をオンラインで結び、学び合う教室を実現させようと提案する。
「何を夢みたいなことを」という段階ではなくなった。
そして、何より、公教育のあり方について、問い直していかなければならない。
VIVITAについて、具体的な報告はここではしないが、一点だけ。
誰にでも機会を提供できるよう参加費無料。
それだけでなく、提供者-消費者、教える-教わるという関係を作らないため、これだけの資本の組織でも講師料無料にしている。
柏まちなかカレッジの著書にも書きました「トムソーヤのペンキ塗り」ですね。
先日、高知で開催されたコミュニティカレッジバックステージでの話し合いに通じる。
柏まちなかカレッジの運営で心がけてきたことが、気楽な団体だからというのではなく、ビジネスでも採用していることに、やはり時代が変わると確信している。