今日、議会質問を終えました。
少しずつですが、振り返り、議論を紹介したいと思います。
柏の葉T-siteがオープンし、昨年も沼南にセブンパークアリオが、その他、大型スーパーも柏に進出している一方で、柏駅前では昨年そごう柏が撤退し、まだ今後の見通しが示されていない現状があります。柏駅前の賑わいを生み出す取り組みは緊急の課題です
Amzonn.co.jpやZOZOTOWNなどインターネット通販も増え、人口減少や高齢化の流れの中、これからの街のあり方が問われています。
今、全国の駅前や中心市街地のまちづくりでは、考え方に変化が見られます。
商業中心のまちづくりから、住み良いまちづくりへの転換が求められているといえます。
全国的に人口が減少している中、柏市は人口が増加しています。増加しているのは、柏駅前、柏の葉、高柳です。
柏駅前にはマンションが建ち、子育て世代も増えている一方で、柏駅前には商業を中心とした視点のまちづくりが続いているように見えます。
柏駅前も、もはや、商業地ではなく住宅地の色合いが濃くなっています。商業のためのまちづくりから、住民のためのまちづくりが求められています。
保育園や小学校の整備はもちろん、子育て支援や子育て世代の居場所を作り、歩きやすい道路や広場など、そして治安が良く子供たちが安心して過ごせる環境作りが必要です。
客引き対策など治安向上の取り組みには大いに期待しているところです。
今日の議会でも、客引き条例制定の議論をしました。
また、高齢者も、障害のある方も、小さな子どもも、あらゆる人にとってのバリアフリー化や歩行者優先の取り組みとともに、オープンカフェや街中の緑化などあらゆる工夫が必要とされると考えます。
全国の地方都市の駅前では、商業ビルが不動産デベロッパーに売却され、マンションが建設されている例が多く見られます。
しかし、大きな流れでは人口減少。十分な住環境が整わず、都内に流出している中、住宅は供給過多。
そごう跡地が、無計画にマンション建設の選択を取ることは避けなければなりません。
柏駅東口のダブルデッキの老朽化を考えると、そごうの跡地を含めた再再開発のチャンスとして、柏市は何らかの手を打つべきと考えます。
写真は、日曜の柏駅前通り。歩行者天国です。
計画では、毎日、歩行者天国とし、緑地を作り、オープンカフェや屋台などの営業を認め、賑わいを生み出そうとされています。