【柏市】特別給付金10万円の振り込み状況

特別給付金の申請受付や振り込み状況について、情報共有いたします。

6月9日現在で、166,746世帯(柏市内の対象となる195,333世帯の約86%)が申請受付完了。
119,041件の支払い(支払い手続き)完了しています。

申請受け付けから振り込みまで2~3週間を要すると、コールセンターでは返答しているそうです。
申請のピーク時には時間がかかり、少なくなってくると早く対応できているとのこと。

申請のピークは、6月1日(月)だったとのこと。

柏市での特別定額給付金については、オンライン方式による申請の受付を5月8日から開始するとともに、5月25日(月)より世帯主の方へ申請書を郵送。

多くの市民の皆様から遅いとお叱りを頂きました。
申請は遅れていますが一日でも早い給付となるよう、議会でも議論し、要望し、働きかけてきました。

「他市では受け付けを開始しているけど、柏市はなぜできないのか?」

この問いに対し、柏市は以下の答弁をしています。

A.いち早く受け付けを開始した他自治体は、住民記録情報の記載のない申請書を公開し、全ての必要事項を市民の皆さまに記入を求めるスタイルになります。
この方式で提出された申請書は、内容の確認や審査、振り込みの処理など職員が手作業で行うため、受付件数が増えると事務が煩雑になり処理が遅れるなどのリスクも生じます。
柏市では現在、皆さんに送付する申請書に世帯情報と提出後に照合するためバーコードを印字し、発送の準備を進めています。これにより必要事項の記入誤りを防げ、受け付け後の処理を大幅に短縮できると想定しています。

この内容が本当だったのかどうか?

柏市では58人の職員で、オンライン申請を処理。
1日4万件を開封できる機会を導入し、効率的に作業を進めたとのこと。

近隣自治体の状況をお聞きしました。
◆松戸市(人口約48万人)-5月1日から受付を開始にオンライン申請受付開始
→職員100人規模で作業を行たっともお聞きし、早期に給付できていると言えるのではないでしょうか。
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kenko_fukushi/kansenshou/tokubetsuteigaku.html
◆市川市(人口約49万人)-5月3日からオンライン申請受付開始
→明確な数字が確認できていませんが、苦戦しているような印象を受けます。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/pla13/1111000003.html
◆船橋市(人口約64万人)-5月18日より順次郵送。
→柏市と同様の方法だが、5日ほど早く、その分、給付も5日ほど早いようです。
現時点での振り込み件数では柏市のほうが多いとのこと。
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/fukushi/003/p078661.html

◆熊谷俊人・千葉市長のTwitterからも状況がわかります。


どの方式が適切であったのか?
4月時点で答えがわかっているものではありませんが、今後のために検証が必要です。

また、柏市の情報発信の課題も浮き彫りにされたと言えます。
4月末から、柏市の特別給付金の申請に対する市民の声や怒りは非常に大きなものでした。私だけでも100件以上のご意見やお叱りのご連絡やコメントを頂きましたが、コールセンターや柏市役所の担当部署には多くの電話が届いていました。
特別給付金について、もっと事前に、市長から説明があれば、電話対応の業務量は減ったかもしれません。
柏市の特別給付金事務が、大きく遅れがなかったとすると、給付の手続き方法より情報発信のほうが課題であったのではないでしょうか。

【柏市】特別定額給付金郵送申請の開始について

※6月5日の市政報告より
6月1日現在、オンライン申請で9、213件、郵送申請で11万7、371件の申請があり、5月19日に第1回目の振込を実施しました。6月1日までに合計3回の振込を終えており、総数は6、897件、振込総額は16億9、700万円となっております。引き続き、8月31日まで申請の受付を行い、順次、特別定額給付金を支給してまいります。

この3か月の柏市政報告-新型コロナウイルス感染症における状況や対策など

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員選挙(柏市)•立憲民主党公認候補予定者。 2021年10月、柏市長選挙(2021年)に無所属で立候補。43,834票を託して頂きました。その後、AIで水道管を救うFracta Japan株式会社の政策企画部長に。 元柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。元高校教諭。2児の父。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 (社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)