ただ今、議会質問の準備中。
ゴミの戸別回収について議論するため、フライブルク市の資料を手にしている。
内容の前に、パンフレットや案内がカッコいい。
デザインの力を感じる。
自家用車よりも便利に、いつでも、どこにでも移動しやすい公共交通網についても議論する準備をしている。
これまたフライブルクの交通公社のパンフレットを手にしたが、こちらもやっぱりカッコいい。
デザインにお金をかけるなら、もっと困っている人のためになるようなお金の使い方をしてほしいという声は、確かにある。
しかし、必要な人に伝わらなければ、せっかくの支援事業もそのための予算も無駄になってしまう。
日本の行政も、だいぶ洗練されてきたように感じていたが、キレイに、見やすくといった表面的なデザインは進歩が見られるが、
その政策のコンセプトに踏み込んで、伝えたい人に伝わる広報は少ないのではないだろうか。
そして、それは広報のデザインの問題ではなく、政策自体のコンセプトが曖昧で、誰のため、何のためかが考え尽くされていないからではないだろうか。