みんなの福祉の舞台裏-誰もが学び続けられる街を

神戸モトマチ大学が、第5回コミュニティカレッジバックステージの流れで、尼崎まちじゅう学祭2019にて出張講座を開催され、尼崎の社会福祉法人あまーちさんのお話をお聞きしました。

社会福祉法人あまーちは、兵庫県尼崎市及びその近隣都市において、どんな障害があっても地域の中で自分らしく生活していける場をつくることを目的としています。

生活介護事業所の「あまーち」には、遠方から通う人も多くいらっしゃいます。
その理由に、「働く、学ぶ、楽しむ、普通の暮らしをしたい」というニーズがあると、施設長はお話しされていました。

障がいのある人も、職員も、小さなお子さんも、ボランティアの人も、誰もが主体的に学び続けられることを望んでいます。
神戸モトマチ大学はじめ主体的に学び続けるためのコミュニティを運営している私たちにとって、生活介護事業所の「あまーち」さんのお話は大変貴重なものでした。

障がいのある人たちが、駅のバリアフリー化を主張し、エレベーターが設置されると、高齢者やベビーカーを押す親など、みんなが活用してます。
酔ってしまった時や混雑している時には、ホームドアがあると安心です。
障がいのある人たちに関心を持つことが、社会全体を良くすることにもつながっていきます。

重度の障がいのある人が通う事業所は、一つの組織だけで運営していくことは厳しいのが現実。もっと連帯していくことだけでなく、公的な機関による運営も必要になっています。

社会福祉法人あまーちは、兵庫県尼崎市及びその近隣都市において、どんな障害があっても地域の中で自分らしく生活していける場をつくることを目的としています。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)