最近、歴史関係での動きが出てきました。
柏まちなかカレッジの魁!!!歴史塾と柏稲門会の歴史文化の会の再開に向けた話し合いが、今週ありました。
近代社会事業の父「原胤昭」について、保護司会の広報誌に寄稿したり、柏市立図書館の豊四季台分館では豊四季開墾の歴史について話しました。
柏に住む早稲田大学同窓会の「柏稲門会」の歴史文化の会の話し合いでは、「今まで文字通りのベットタウンであったが、仕事を退職し、もっと柏市の歴史を知りたい」という声が多く出ました。
手賀沼や水運、小金牧といった水辺と台地の歴史は、柏の葉や豊四季台団地、柏レイソルなど今の柏市に繋がっています。
一方で、全国各地から柏に移り住み、はや30-50年とい
う先輩方の人生も、高度成長期の日本を支えた貴重な歴史です。
戦後の日本を支えてこられた大先輩方のお話を、柏市の資源として積極的に収集し、オーラルヒストリーのまちづくりを行っていくことについて、柏市議会でも提言してきました。
戦後の日本の高度成長と柏に関わる歴史に注目しています。
郊外の都市の成立過程としても、価値のあるものだと考えます。歴史として認知されずにきたため、資料や話が失われてしまう危機にあります。
柏市は、戦後、急激に発展した自治体です。昭和25年に約5万995人(1950/10/1時点。旧柏市と旧沼南町の合計)だった人口が、現在では435,966 人(2024年8月1日現在)です。約8倍になりました。
ちなみに日本全体では、約8400万人から約1億2385万人に増加したことをふまえると、柏市の人口増加の激しさが想像できるのではないでしょうか。
柏市に移り住んでこられた方の多くは、都内で働き、日本の戦後の経済成長を支えた先輩方です。
戦後の日本を支えてこられた大先輩方のお話を、柏市の資源として積極的に収集し、戦後の高度経済成長期や郊外都市としての歴史を柏市の軸にして、オーラルヒストリーのまちづくりに繋げていきたいと考えます。