カミーノを歩いた岩城さんのお話しをお聴きして

先週、柏まちなかカレッジで、岩城理江子さんをお招きし、カミーノ・デ・サンティアゴ(Camino de Santiago)と呼ばれる巡礼の道を約40日かけて歩いてこられたお話をお聞きしました。

日本でいうところの四国お遍路やお伊勢参りといったところでしょうか。この地域では、東葛印旛送り大師巡拝がありますね。

私は、中学生時代にパウロ・コエーリョの『星の巡礼』などの小説を読んだこともあり、憧れの旅でした。
熊野古道を少し歩いたりしたことはありますが、本格的なものではありませんでした。

直接、岩城さんからお話をお聴きしたところ、カミーノにまつわる知識や情報を越えた、歩いた人にしか語ることのできない内容でした。
私だけでお聴きするのはもったいないもので、ぜひ柏まちなかカレッジでもお話しいただだきたいとお願いして、実現しました。

「荷物と我慢とプライドは不要」
「荷物が多いと身動きが取れない」
「無い中で考える」
「完成させなければという思い込み」
「心配は、その人の力を弱くする」
「良かれと思ってやることは、たいてい良くない」
「行き当たりばったり」

など、人生を考えるための言葉にあふれていました。
自分の人生、自分の思うように生きたいと思いました。

アコーディオンをお持ちいただいたのに、演奏なしでお話しをしてくだいました。岩城さんのお人柄があふれ出る素敵な時間でした。
岩城さん、本当にありがとうございました。

教室は、南欧創作キッチンのPee Ka Booさんに会場をお貸しいただき、お世話になりました。

約800kmの道のりは、東京ー広島くらいの距離とのこと。
息子が小学生くらいになったら、広島まで一緒に歩いてみたいなぁとも思いました。

※岩城さんが、Kストリームの「大瀬ゆうこのおいしいサロン」でもカミーノのお話をされています。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)