北投図書館を訪問-台北報告③

せっかくなので台北市の普通の公共図書館にも行ってみようと調べたら、すごい図書館を発見。

北投という温泉のまちに、エコ建築の図書館が、もはや観光名所のように注目されている。

淡水線の北投駅で乗り換え、新北投駅下車。
駅を降りると、すぐに公園があり、その公園を歩くと、その図書館が現れる。

図書館の前を流れる川は温泉。地熱発電もできそうだ。
雨水利用、窓を広くとった採光。
バルコニーを作ることで、庇ができ、直射日光が窓ガラスに当たらず、光熱費を抑えられる。

地下が子ども図書館、一階にレファランスや雑誌コーナーと一般書、二階にも本が並ぶ。

マンガも含む日本の本も多い。
子どもの算数教育の本など興味を持ったので見たら、安野光雅さんの本もそろっていた。
歴史教育の本も確認。

個人的な興味として、武術のコーナーをチェック。やはり太極拳の本も多い。もっと専門的な本も読みたかったが、一般書しか見つからなかった。

台湾の電車内などではしゃべり声が大きい気がするので、図書館も騒がしいかと予想していたら、この図書館では静粛にするよう貼り紙があり、来館者は黙って本を読んでいた。

一階

二階

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)