長全寺にて、岩城里江子さんのアコーディオンとさわきょうこさんの朗読による「巡礼コンサート」
カミーノと呼ばれる巡礼路を歩かれ、東葛印旛送り大師も歩かれた岩城さんによる「あるきうた」です。
カミーノとは、フランス方面からカトリック三代聖地の一つ、スペインのサンティアゴ•デ•ソンポステーラを目指す約800kmの巡礼路です。岩城さんは、40日かけて歩かれたそうです。
東葛印旛送り大師とは、准四国八十八ケ所東葛印旛大師巡拝で、柏市南部•沼南や松戸、鎌ヶ谷、白井の約80kmを5月1〜5日から歩くものです。
弘法さまの真言宗だけでなく、キリスト教も含むお寺が参加した地域ぐるみの行事が200年以上続いています。
聖ヤコブさまと弘法大師さまのに護られているような有り難いご縁によって実現したコンサートでした。最初に長全寺の武田泰道住職から、ふだんお釈迦さまの教えをお聴きする機会が少ない私たちにでも身近に感じられるようなお話をお聴きしました。
カミーノでも、四国のお遍路さんでも、東葛印旛送り大師でも、歩く先々でお接待していただきます。
武田住職から、布施業についてのお話をお聴きし、このコンサートの休憩時間でも、大瀬由生子さんたちによるスペインにちなんだお料理をお接待頂きました。
お布施の箱には、松本多恵子さんが弘法さまの絵を描かれました。この企画の発案者でもある大野隆さんの版画のクリアファイルも頂きました。音楽を聴きながら、いろんなことを考え、味わうのとのできたコンサートでした。
2年前に、柏まちなかカレッジで岩城さんのお話をお聞きしました。
歩いた経験を、岩城さんがどのように振り返り、言葉にされているか。その時々の受け取め方を味わうことができたのは、貴重な経験です。
以下のブログから、当時のお話をたどることができます。
※カミーノを歩いた岩城さんのお話しをお聴きして