柏プラネタリウムは、ドーム直径6mと公立では全国で2番目に小さく、関東では最も小さいプラネタリウムです。
柏プラネタリウムは、柏市立図書館本館2階(千葉県柏市 柏5丁目8-12)にあります。
このプラネタリウムのすごいところは、柏プラネタリウム研究会という、ボランティアスタッフによる手作りで運営されているところです。
投影される星空に暖かみを感じます。
※柏プラネタリウム研究会 http://kashiwaplane.sakura.ne.jp/震災後、投影をお休みしていたら、「どうしても再開して欲しい。心が安らぐから。」と要望のメッセージを受けたそうです。
必要のないものと思われがちなプラネタリウムですが、市民に必要とされ、愛されています。
小学校の思い出の場所、天体や宇宙を学ぶ場所、市民と科学の対話の場であるサイエンスカフェ、天体観測などの文化活動の拠点として機能しています。
星空の投影だけでなく、音楽の演奏会も開催されています。
これからの図書館の文化事業として、大変意義ある活動であると評価されます。
今日(2012.11.18)、この柏プラネタリウムを舞台に、「アートラインかしわ」が、「planetarium」を開催されました。
神話が生まれる前からの星と物語の関係性、そして現代の夜空のあり方を想わせる映像空間を林勇気さんが創出します。※映像:林勇気、サウンド:moskitoo(12k)、星空投影:柏プラネタリウム研究会、企画:アートラインかしわ
アートラインかしわとは、柏駅前を中心に、秋の一か月間、様々な団体と協力して開催されるアートの祭典です。2006年から始まっています。柏の街を若いアーティストのステージとし、柏の新たな魅力を創造しています。ハウディモールやダブルデッキを使ったパフォーマンスイベントや、市内で活動するアーティストによる展覧会、全国公募で選ばれた若手アーティストによるプロジェクト、市民団体による連携企画なども行い、アートによって柏の街と人をつないでいきます。 http://kashiwa-art.com/