蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか

いつもより早起きして読書。

紀田順一郎 著『蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか』(松籟社)
すさまじい本です。

柏まちカレ図書館の活動をしていても、蔵書を活用してもらえないか?という依頼を頂きます。
愛書家•蔵書家のお気持ちがわかるだけに、胸が裂けそうな社会課題です。

各自が本を共用スペースに持ち寄り、棚を共有する「集団本棚」の可能性が紹介されていますが、柏まちカレ図書館の発想と通じるものを感じます。

柏のまちなかを図書館に!ー柏まちカレ図書館説明会 

戦前生まれから団塊世代の蔵書量は厖大です。
住居、生きがい、出版、図書館、所有欲、戦災、そして、本の未来など、本書には考えるべきテーマが散りばめられています。

80歳前の男性宅を訪問し、これまでの人生や現在の生活についてお聴きしたことを思い出しました。

中学生の頃から、正月だけは周囲が休みだったので、その間は、本を読んだり、自主トレをしたりと、私にとってはクリエイティブな時間を確保できます。

今日も、数冊、本を読み、これからの構想を練っています。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)