いつもより早起きして読書。
紀田順一郎 著『蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか』(松籟社)
すさまじい本です。
柏まちカレ図書館の活動をしていても、蔵書を活用してもらえないか?という依頼を頂きます。
愛書家•蔵書家のお気持ちがわかるだけに、胸が裂けそうな社会課題です。
各自が本を共用スペースに持ち寄り、棚を共有する「集団本棚」の可能性が紹介されていますが、柏まちカレ図書館の発想と通じるものを感じます。
戦前生まれから団塊世代の蔵書量は厖大です。
住居、生きがい、出版、図書館、所有欲、戦災、そして、本の未来など、本書には考えるべきテーマが散りばめられています。
中学生の頃から、正月だけは周囲が休みだったので、その間は、本を読んだり、自主トレをしたりと、私にとってはクリエイティブな時間を確保できます。
今日も、数冊、本を読み、これからの構想を練っています。