落語を聴く

桂春蝶さんの落語独演会は、笑いあり、涙あり、社会勉強あり、人生の学びありの濃い内容でした。

機会を見つけて、また観に行きたいです。

「高い壁を越えると、今度は、その壁が自分を守ってくれる」といった金言も、面白い話の合間に聴くこともできました。img_4650

「約束の海-エルトゥールル号物語」は、落語で演じるには高い壁なのかもしれませんが、春蝶さんは乗り越えられ、落語家の可能性を切り拓いていると確信しました。

エルトゥールル号事件img_4808

桂春蝶さんのお話をもっと聴きたいと心から思いました。

波は、いつも同じでない。その不安定さを楽しみ、波に乗る。
桂春蝶さんのお父様でもある、先代の桂春蝶さんが、落語家の仕事をサーフィンにたとえて説明されたそうです。
ちなみに、先代の桂春蝶さんはサーフィンをしたことがないとのことですが。

私は小さい頃から、先代の桂春蝶さんのビデオを繰り返し観て育ちました。
大人になってからも、桂春蝶さんの師匠である3代目桂春團治さんのお噺を観に行ったり、DVDを観ていました。

本当に貴重な時間でした。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)