髙島野十郎展を観てまいりました。
生誕130年記念にあたり企画され、全国5カ所を巡回します。
晩年、柏市増尾に移り住み、作画に打ち込んだ晴耕雨描(読)の生活を「パラダイス」と表現しています。
柏の自然とひとが、野十郎の画業を完成させたというコメントを嬉しく拝読しました。
柏の魅力を引き出していくために、髙島野十郎さんの作品や言葉を研究していくことは、意義あることと思います。
髙島野十郎については、10年ほど前に地元議員から存在はお聞きし、その後も、個人が所蔵されている作品や画集を見せて頂いたりしたことはありましたが、こうして初期から晩年までの作品約70点を見ることができ、その魅力を実感することができました。
蝋燭や月は有名ですが、その他にも、ヨーロッパ滞在時の「梨の花」や「パリ郊外」、戦前期の「山の秋」や「春雨」「からすうり」、戦後期の「境内のさくら」や「ひまわり」など、あげればきりがないはど素敵な作品な見とれます。
グッズコーナーもあり、「ひまわり」や「境内のさくら」のメモ帳と「からすうり」のポストカードを購入しました。
もちろん企画展の図録も購入し、熟読しています。