スウェーデンの「いじめのない学校キャンペーン(Friends)」の動画です。
赤毛の男の子がいじめられています。
それに対し、いじめ加害者‐被害者ではない第三者が赤く毛を染めて、自分はいじめを支持せず、被害者の味方であることを示し、いじめに働きかけています。
主人公の女の子が無視され、透明人間のように扱われています。
一人で食事をとっている透明人間扱いされている女の子。
彼女と一緒に食事をしようとする女の子が現れ、彼女は透明人間でなくなります。
一人で食事をとっている透明人間扱いされている女の子。
彼女と一緒に食事をしようとする女の子が現れ、彼女は透明人間でなくなります。
これらの動画は、いじめを見て見ぬふりすることなく、スマートな方法で介入する積極的な第三者(Active Bystanders)の重要性を示しています。
この動画のようにかっこいい形ではなくとも、無理なく、いじめに加担しないという意思表示を、周囲ができるようになれば状況は変わってきます。
残念ながら、いじめは起きてしまうもの。
でも、いじめが起きてしまった時に、一人でいる子に声かけして遊ぶ、けんかの仲裁をする、相談ポストの相談にのる、保健室に来た子をやさしく迎える、あいさつをするなど、何かしらの行動が取れる子どもを育てていくことが、いじめの対策なのです。