すべての子どもの学力向上に挑む

昨日は、家庭教育を支援する活動を実践されている元校長先生と話し合いました。今日は、保護司の方と話します。
育った環境によって受けられる教育に差があるという現実があります。
人口減少やグローバル化という社会の流れの中で、教育格差が問題となると思います。
教育機会を保障する学校の役割は、重要です。

来週、大阪府茨木市での実践を視察します。
1999年に学力低下が騒がれましたが、苅谷氏や志水氏ら研究者たちは、上位層と下位層のフタコブラクダ化の傾向が見られるという学力格差の拡大を指摘しました。
この指摘に従い、上位層を伸ばし、下位層を引き上げる学力向上施策を、茨木市は平成18(2006)年からスタートさせました。
効果のある学校は、教育的に不利な層の学力の下支えに成功しているとのこと。

しっかりと持ち帰り、柏市の教育に反映させていきます。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)