スポーツの「指導」から教育を考える

一般社団法人305 Basketball のクリニック『Fundling133』を見学。

FUNDAMENTALとHANDLINGを重要視しながら、100%の力でプレイをし、3×3(スリーエックススリー)を取り入れながら実践練習も行っていくスタイルです。そして、FUN、楽しいを1番に感じて欲しいクリニックを目指しています。

305 Basketball では、「誰もがバスケットボールできる環境を創る」ため、公園にリングを建てたり、大会を運営したり、学校だけでないバスケット環境の整える活動に取り組んでいます。

公園など開かれた場で、 年齢や性別、学校や経歴、人種や貧富の差も関係なく、その時のメンバーで楽しむような場を作っていきたい。ストリートの精神です。

誰にやらされているでもなく、やりたいからやる。

競技が普及し、マーケットができ、勝ち方を教え込むスクールで育つ選手が増え、ランキングなどの評価を意識するようになってくると、楽しむことや夢中になることが忘れられてしまいがちです。

305Basketballでは、プレイできる場を提供するとともに、選手の可能性をつぶしたり、制限したりすることのない環境を整えていきたいと思います。

TTC(公益財団法人吉田記念テニス研修センター)の吉部紳介さんもご見学頂き、305の沼田泰朋副理事や齋藤純徳コーチも交えて、意見交換できました。
「純粋にスポーツを楽しんでおられる皆さんが素敵でした」と、吉部さんからご感想を頂き、嬉しいです。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)