「地域をつくる学び」講座


「あたち皆援隊講座」のコーディネーターとして関わることができました。
足立区が市民活動を促進するための、市民大学のような学びの場です。

私は、1月から「地域をつくる学び」コースを担当し、受講された方々の活動プランを支援させて頂きました。image
https://www.city.adachi.tokyo.jp/sankaku/chiikibunka/kuminsanka/kaientai271205ch.html

単に知識教養を得て満足するためだけではなく、身近な課題から学ぶことで地域がより良くなる生涯学習を。image
それは発明や起業、政策提言、解決に向けた活動でもあり、主体性をもった市民の育成でもあります。
また、自分自身の生き方を振り返り、より良く生きることを考える機会にもなります。

私がこれまでの取り組みと考えてきたことをもとに5回の講座のカリキュラムを作りました。
「教育のまち」というビジョンを、あらためて組み立てるために、貴重な経験となりました。
まだ一般的でない概念を、受講生の方と一緒に考えていったので、刺激的な対話となったと思います。image

外に出て発信し、学ぶことは大切です。
足立区の抱える課題を知り、客観的な視点で考え、柏市と共通するものや特徴的なものから学ぶことができました。
また、柏市の中だけでは、具体的な話になってしまったり、自分のできる活動の中で考えてしまいがちです。

「教育のまち」というと、学力テストの結果がいい自治体のようにイメージされるかもしれませんが、私の伝えたいことは違うのです。

教育とは、学校教育だけではなく、「地域をつくる学び」であると考えます。image

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)