今日は、ひめしゃら文庫の「おとなのためのお話会」に参加させてもらいました。
すいとんを頂きました。
毎年、終戦記念日の時期には、みなさんで集まって食べているとのことです。
戦時中、食糧事情の悪かったので、主食の米に変わる代用食として、すいとんの名を借りた料理が作られていました。
すいとんを食べ、戦争を考える機会とする行事が、他でも開かれています。
戦時中の食事とは違い、豪華なすいとんで、みなさんで美味しくいただきました。
毎日、家でたくさん読み聞かせていますが、みなさんの朗読をお聴きしながら、もっと子どものために心を込めて読まないといけないと反省させられました。
『そらいろ男爵』や『世界の民話』は、私の家でも読んでみようと思います。
他にも、多彩な参加者が集い、わらべ歌や文学の話、こんぶくろ池のお話などお聞きできました。
「文庫」活動とは、自宅の一室を子どもの図書館として開くものです。
図書館が整っていなかった時代、全国で「文庫」活動が盛んでした。
しかし、今、再び「文庫」の意義を見直していく時です。
「子ども食堂」が子どものためだけでなく、幅広世代が集い地域の居場所となっているように、「子ども文庫」も子どもだけでなく、地域の文化の拠点となる場所となっています。