息子よゴメン、これがお父さんの仕事なんや

電話やテレビ会議、メールやSNSでの相談など、嵐のような状況です。

家に一緒にいながら遊ぶことができず、5歳の子どもとしたら面白くないことでしょう。

昨夜、息子の目を見て話ました。

「今、世の中が大変なことになっている。

仕事がなくなった人もいる。
お金がなくなったら、家に住めなくなるし、ご飯も食べられなくなる。
困っている人から相談してもらっている。
明日に答えたら間に合わないかもしれない。

病気のこと、虐待のこと、ふだんから弱い立場に置かれている人たちとのこと、他にも大変な人たちからも相談がある。

お父さんが一生懸命やっても全ての人は助からないかもしれない。でも、お父さんが一生懸命やらなければ助からない人もいると思う。

今、とことん仕事しないといけない時期なんだよ」

この話をしたら、珍しく、おとなしく寝てしまいました。
小さい子どもに悪いことしたなとも思いましたが、「忙しいから遊べない」だけでは誠実でない気がして。

いつか新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態を振り返ることができるようになった時、再び話したいです。

子どもたちに我慢させているのに、私自身、いい仕事をしないと申し訳がつきません。
社会のためになるよう、全力を尽くします。

 

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)