【地域と学校】
毎月、『学習する学校』の読書会を開催しています。
組織変革のためのアイデア、実践事例、方法がつまった本です。学校やPTA、教育委員会、行政の中でも、本書を読み込んでいく勉強会を開催できればと思います。
本書で紹介されるアイデアを学校や教育委員会に提案すると、すでに現行の制度で行われているという答えが返ってくるのではないかと思います。
たとえば、「スクール・リソース補佐官」が、地域と学校をつなぐ役割として今回の章で紹介されています。
柏市でも必要ではないかと提案したら、すでに「学校支援コーディネーター」という制度が整っており、研修会が行われ、活躍されているという答えが返ってくるのではないかと予想されます。
実際に関わっている方々のお声をお聞きすると、返ってくりと予測した答えのようなものではなく、研修といっても形式的なものだったり、活動しない方が無難だったり、うまくいっているようには思えないとのこと。
そもそも、その制度は何のために制定されているのかを自分の頭で考え、納得した上で、活用できていないことが多いです。
今月は、「第三部コミュニティ 第15章つながり 1親から親へ」でした。
山形から参加の仲間もでき、各地域での実践が勉強になります。この読書会は、私にとって、ふだん我武者羅に進めている活動を、振り返る貴重な時間です。