【速報】本日の千葉県議会 ー プリティ長嶋議員(県民声)の一般質問 2025年12月5日午後1

千葉県議会をいち早くお伝えいたします。
※複数人体制でチェックしてはいますが、できるだけ早く、皆様に議会での議論をお届けしたいと文字起こしをしているため、誤字などもあります。ご容赦いただき、各自、ご確認ください。

 

本日(2025/12/5)午後1人目の代表質問は、千葉県民の声のプリティ長嶋議員でした。

質問項目

  1. 平和への取組について
  2. 梨の販売促進について
  3. AEDの使用について
  4. 水道料金について
  5. 介護士不足対策について
  6. その他

 

議会質問・答弁の書き起こし全文


質問(第1回目)プリティ長嶋 議員


–プリティ長嶋 議員
こんにちは。プリティ長嶋です。
最初に平和への取り組みについて質問します。
本日12月5日は、アニメ映画ペリリュー楽園のゲルニカの封切日です。
この戦争映画は数日前に愛子さまがチャリティー上映会に出席され、鑑賞されたことでニュースになり、注目を集めています。
作品制作のきっかけは、10年前の2015年に当時の天皇皇后が終戦70年を迎え、アメリカ軍との大激戦地ペリリュー島を慰霊訪問のニュースからでした。
激戦の中で生き残った34名の兵士のうち2名の生存者とも懇談をして、ペリリュー島訪問をされました。
平和のへの願いはセンチ入れ訪問を通して、昭和天皇から上皇后として、現天皇、そして愛子さまに引き継がれていると思います。

終戦70年が作品制作のスタートで、終戦80年にペリリュー楽園のゲルニカの上映となったのです。
茂原市山武市でも平和の願いを込めて戦争の企画展が行われています。ここに山武市歴史民俗資料館で開催された終戦70年と80年展の資料を持ってきました。
茂原市と捜査軍にはそれぞれ海軍航空基地が首都防衛のためにあったために、九十九里一帯はアメリカ軍の猛攻撃を受けて大きな被害を出しました。山武資料館内には、周辺住民が大切に保管してあった幾多の戦争品や戦争に関する記憶記録が多く並び、戦争の残虐さと平和の灯とさが感じられました。
ここにある旧帝国海軍士官用制帽は、山武資料館に展示されていたもので、関係者に許可をいただきお借りしてきたものです。
館内の説明文によると、この海軍帽をかぶっていたのは、現茂原市真名。戦時は長生郡二宮本郷尊真名出身の元特攻隊員O.K氏です。

厚生労働省から取り寄せた警視の軍歴証明書。O.K氏関係者からの聞き取り、当時の写真、4ヶ年平和祈念館の学芸員からの聞き取り等でO.K氏が隊内海軍航空隊第521海軍航空隊、通称鵬部隊銀河の陸上爆撃機の操縦士とわかります。

鵬部隊のいくつかの小隊はペリリューやマリアナ方面防衛のために出撃しています。
O.K氏が家族に残した辞世の句の最後に以下の文が添えられていました。

元気いっぱい。全精魂を操縦桿に集め、あとは気流と太刀打ちしております。
空のO.Kは元気です。10月311日をもって、神風特別攻撃隊志願しましたが、いまだ通知ありませんです。
必ずやことをもってご奉公いたします。さらばO.Kとなります。

鵬部隊はアメリカ軍に全機壊滅され解体しましたが、O.K氏は生き残り、第2郡山海軍飛行隊の飛行教官となり、終戦を迎えました。

鵬部隊については、ペリリュー島陸上勤務隊員で生き残ったO.N氏の書いた。
「悲劇の521区 銀河隊ペリリュー島先陣禄」と雑誌 平成12年6月号に掲載の「鵬部隊 マリアナの空に消ゆ」に詳しく書かれています。
私は終戦後、昭和29年生まれで、戦争の実態権はありませんが、生まれ育った九十九里周辺には多くの戦争の痕跡がありました。

私の父親は帰還兵で戦場での話は時々聞きました。どのような症状があったのかは避けますが、今振り返ると、父は戦争神経症PTSDだったのだと思います。
ペリリュー島での戦闘は終戦後も続き、九十九里浜でも戦闘は続いていました。
九十九里浜闘争です。この千葉県議会においても、九十九里浜の射撃場撤廃に関する決議を採択し、衆議院外務委員会においても九十九里演習地問題に関する参考に質疑が行われました。
現在のサンライズ九十九里一帯にあったのが、いわゆるキャンプ片貝問題です。
この件については、YouTube、 「ドカンに震えた街 九十九里と米軍基地の10年」で確認できます。
私の記憶にあるのは、米軍のジープ、キャンディー、チョコレートです。
近所に住むお姉さんが、マリリンモンローのような格好で米兵のジープに乗り込み、髪をなびかせて九十九里浜を走っていました。
お姉さんからキャンディやチョコレートをもらった記憶があります。

小学生の頃には戦争漫画ブームがあり、紫電改のタカ、零戦レッドなど、特攻隊員が主役の漫画を中心に夢中になって読みました。高校が茂原海軍航空基地跡地にあり、通学路は滑走路周辺にはいくつもの掩体壕がありました。
毎日のように旧滑走路を通り、掩体壕を見ながら通学をしました。
このように、私の周りには戦争に関する記憶が多くあり、ペリリュー島での惨劇や父から聞いた所属部隊の戦闘、掩体壕に関する歴史を次世代に繋ぐ必要を強く思います。
掩体壕の保存状態と活用について、千葉県内だけでなく、日本の統治下時代に建設された台湾の掩体壕を調査してきました。
台湾宜蘭市の掩体壕の保存状態は、県内のよりも遥かに良く、花蓮市には文化観光施設として旧日本軍高級将校の邸宅花蓮将軍府1936が観光の目玉に活用され、高雄駅や台南駅にも活用されています。

茂原市内に残る11期の掩体壕は民間所有で老朽化が進み、保存が難しくなっている。
旭市や木更津市内の延滞後も同じく老朽化が進んでいて、館山市の地下壕跡は一部剥落し、見学ができなくなりました。台湾では10基以上の掩体壕が保存され、平和教育のために活用されています。
戦争の悲惨さを風化させないためにも、掩体壕を保存して、台湾のように平和教育に役立てるべきと思います。
県民に対し、平和の大切さを伝えるため、掩体壕などの戦争遺跡を活用すべきと思いますが、いかがでしょうか?

軍歴証明書を取得するための手続きはどのようになっているのか。
また、申請件数の推移はどのような状況なのか、お聞きします。

続いて2の梨の販売促進について
昨年私は台湾の販売会場で梨の売れ行き等を現地調査して、問題点・課題を議会で指摘しました。
それらの問題点・課題は今回の梨フェアにどのように生かされたのか質問をいたします。
台湾での梨フェアについて、成果をどうだったのか。

3番目、AEDの使用について
これは私が実体剣の話です。今年の7月22日モノレールの新橋駅にて外国人の女性が倒れており、心肺停止状態であったため、AEDを使おうと思ったんですが、救助対象女性がドイツ人らしく長いワンピースのみ着用していました。
救命講習における女性に対するAED使用のパンフレットには、着脱しやすく、電極パッドが張りやすいような上下セパレートタイプの服装が描かれていて、私の体験したような服装は普及パンフレットにはありません。
今回、ワンピースを下からめぐろうとしましたが、面積の少ない小さな下着1枚駅という人通りの多い場所で、言葉が通じない外国人女性で、そばには年頃の娘さんがうろたえて泣いていました。

私はそばにいた駅員2人にAEDと毛布を2枚要求し、通行人の目から女性を隠すように命じました。
娘さんからの情報では救助対象者は心臓の病気を患っているようで、左胸の上にニトロパッチが確認されました。言葉が通じない外国人女性で、すぐ脇に狼狽する娘心臓に疾患があり、ニュープロパッチが張っている。
着衣は長めのワンピース1枚と小さな下着のみ電極パッドを貼るには、ほとんど全裸状態にしなければできない状態でした。
この悪条件下で私は躊躇しました。
一番の懸念は娘さんの心理状態です。日本に来てママが倒れた。
そして、裸にされてAEDの電気ショックを受けた。娘さんの心理的ショックを考えてしまい、私は迅速に行動できませんでした。
しかし、救助するには裸にするしかないと決意し、電極パッドの封を開け、貼ろうとめくり上げたときに救助隊が来ました。
あとは引き継ぎますと声がかかり、救命士の指示に従いました。

今回私の経験した救助活動いくつかの課題を感じました。
この女性が仮にヘルプマークのようなものをぶら下げていたら、そこに国籍や病歴など書かれていたら、もっとスムーズに救助できたのではないか。
また、今後成田空港が所在する千葉県からそのような取り組みができないものか。

今回、いくつかの悪条件下で躊躇してしまいましたが、救助隊が速やかに到着したことから、対応を引き継ぐことができました。
ただ、その後、私のやったことは正しかったのか、もっと迅速にできなかったのか。
私は他に何をすべきだったのかを知りたく、確認すべき所外消防救助記録等の開示を求めましたが、私の手元に届いたのが、このように真っ黒で私が何をやったのか何をすべきなのかは全くわからないものです。
この開示を求めた書類を書いて、帰ってきたのがこの黒な黒塗りの紙です。
理由は個人情報のためということでした。ほぼ黒塗りの紙では助かったのどうかわからない。
個人情報等私のように救助対応したものには、ある程度の情報は必要じゃないかと考えました。
そして、いつも皆さんはAEDの講習を受けると思うんですけども、実際の講習と、ここに本物のパットを用意しました。全く違います。粘着力が全然違うんです。

講習では簡単にペロッと剥がれて、貼ることができるはずですけども実際には本当に粘着性が強いので、どっかちょこっとでも触れてしまうと電気のショックの量が変わってしまうので、私が体験したような、上から貼ろう、下から貼ろうとはできない。
これは日本光電製で、こちらにあるのが、フィリップス製の電極パッドです。

同じようにこちらも非常に粘着性が高く、皆さんが受けるような講習では全く体験できないようなものです。
これも一つ躊躇する理由です。
質問はAEDの普及活動において啓発において、ワンピースを着用した方や、左胸の上部にニトロパッチをつけた方のAEDの使用など、多様な事例を想定して、普及啓発をすべきと思うがどうか。
病歴のある訪日外国人に積極的にAEDが使えるよう、訪日外国人が病歴を示せるような工夫をすべきではないかと考えるがどうか。

続いて4番目、水道料金についてです。
私は、県水道で9年半働いた経験があります。県議になった後は、AED等県営水道の課題を質問し、提案をしてきました。
今回の質問に際し、私と一緒に働いていた数少ない現役役所職員に話を聞き、浄水場、給水所、取水場、取水塔等、水を作っている現場や休館の配管取替工事現場を調査しました。
50年前に私が働いていたときの新しい施設や配管はボロボロになって建てかえや取り替えの必要を感じました。
このところ連日、国内各地で水道管破裂事故で断水のニュースが流れ、元水道局員として県営水道の老朽化に対する事故を心配し、今回の料金値上げの妥当性についても、調査をしてきました。
その中で、県知事選挙において、熊谷候補は水道の料金値上げについて演説を市川駅前でしていました。
実に正直に実直に話をしていました。結果は100万票を超える得票で再選されました。

今回今議会で30年ぶりの料金改定の条例案を提出しました。が、開会日の当日、知事挨拶で、将来にわたり安全な水を安定して供給し続けるためには、料金引き上げが避けられないとの説明があり、選挙時の演説通りと納得しました。
県営水道では人件費についてどのように削減を行ってきたか、
また、物価高騰を受け、薬品費分動力費および水道管の価格は、近年どのような点どの程度値上がっているのかお聞きいたします。

5、介護士不足対策について、私はこの質問のために在インドネシア日本大使館やジャカルタ市、ブカクシ市の送り出し機関を視察してきました。
また、台湾の介護人材不足対策の現状も現地調査を行いました。
日本と同じく台湾では、高齢化社会が進み、要介護者が増える中で、介護人材不足を補うために、インドネシア人の介護を受け入れる要介護者がいらっしゃる。この方にもインタビューを行ってきました。

質問1、高齢化が進む中、今後の要介護等認定数の推移および介護職員の需給推計と介護人材不足について県の認識はどうか。
県および県内市町村における実施する外国人介護人材の受け入れに対する支援はどのようなものがあるのか。
令和元年度から実施する千葉県留学生受け入れプログラムの成果はどうか。また、今後どのように取り組んでいくのか。

以上、答弁を求めます。


答弁(第1回目)


–議長
プリティ長嶋君の質問に対する当局の答弁を求めます。知事熊谷俊人君。

–熊谷俊人 知事
千葉県民の声のプリティ長嶋議員のご質問にお答えいたします。

まず、梨の販売促進についてお答えをいたします。
台湾での梨フェアについてのご質問ですが台湾は日本産農林水産物および食品の輸出先として有望な市場であり、市場が全国第1位の産出額を誇り、輸出品目として期待される日本なしについて昨年比の意味に引き続き本年9月にフェアを実施したところです。
具体的には秋月秋美月を昨年の3倍以上となる合計約1tを台湾に輸出をし、昨年度も実施した台北市に加え、今年度は新たに台中市や隆生市において、高級小売店8ヶ所を会場に県産日本梨の試食販売会を行いました。今回新たな取り組みとして、台湾のインフルエンサーによるフェアの告知の他、現地バイヤーの意見を取り入れたギフト商品のパッケージ開発や店内装飾等を実施したところ、現地消費者はもとより関係者からも大変好評でした。
現地バイヤーからは早くも来年度以降の継続的な取引の意向が示されるなどの成果が見られたことから、引き続き確かな品質と需要期に必要とされる物量確保できるよう、県内産地への働きかけを進め、生産者等と連携し、更なる輸出の促進に努めてまいります。

次に介護士不足対策についてお答えいたします。
千葉県留学生受け入れプログラムの成果等についてのご質問ですが千葉県留学生受け入れプログラムを開始した令和元年4月から本年10月末までの間に、143名が県内の介護施設に就職いたしました。
また現在150名が現地および県内の日本語学校や県内の介護福祉士養成施設に在籍中であり、このうち40名が介護福祉士養成施設を卒業し、来年4月に県内の介護施設に就職する見込みです。
このプログラムにより就職した介護人材は各施設において貴重な戦力となっており、今後も千葉県外国人介護人材支援センターを中心に日本語学校や介護福祉士養成施設介護施設等と連携、連携をしながら、学習や生活就業の相談に対応することなどにより、本プログラムの参加者が介護現場で長く活躍できるよう支援をしてまいります。
私からは以上でございます。

他の質問につきましては担当部局長からお答えをいたします。

–議長
教育長 杉野可愛君

–杉野可愛 教育長
戦争始関の活用についてのご質問ですが、
明治時代から第二次世界大戦末期にかけて、全国各地に多くの軍事施設が設置され、千葉県においても、掩体壕のようないわゆる戦争遺跡が数多く残されています。
こうした戦争遺跡は、建設から長期間が経過し、老朽化が進んで崩落等の危険があることや、個人所有のものもあり、それぞれ事情が様々であることから、現地での活用方法には課題が多くあります。
県教育委員会としては、平和の大切さを伝えるためにも、既に指定登録されている戦争遺跡を保存し、周知を図っていくとともに、それ以外についても市町村と連携し、地元の方々の意向を踏まえながら、その活用の可能性について研究してまいります。
以上でございます。

–議長
健康福祉部長岡田慎太郎君

–岡田慎太郎 健康福祉部長
軍歴証明書の取得手続きと申請件数の推移に関するご質問ですが、
県では、退職または死亡当時の本籍地が千葉県であった旧陸軍の軍人等およびその遺族からの申請を受け、軍歴証明書を交付しており、旧海軍については国が所管しています。
軍歴証明書の取得には、交付申請書、申請者の身元確認書類申請者が遺族の場合は、親族関係がわかる戸籍書類等の提出などが必要となります。
申請件数の推移については、令和5年度9件令和6年度17件令和7年度は10月末現在で10件となっており、主な申請目的は、家族史の作成や親族の経歴の把握となっています。

次に介護人材の外国人材不足への県の認識等についてのご質問ですが、
県内の要介護等認定者数は、令和5年度は約31万7000人であったところ県の高齢者保健福祉計画における市町村の推計では、高齢者人口がおおむねピークを迎える令和22年度には、約41万1000人に増加することが見込まれています。
また、昨年度県が行った介護職員の需給推計については、令和22年2年度には、必要数が約12万8000人となる一方、確保見込み数は約10万人で、約2万8000人不足する、厳しい見込みであり、必要な介護サービスが提供できるよう、介護人材の確保育成に取り組むことが大変重要であると認識しています。

最後に、外国人介護人材の受け入れに対する支援についてのご質問ですが、
県ではベトナムベトナム政府との覚書に基づき、令和元年度から千葉県留学生受け入れプログラムを実施し、介護職を目指す留学生を受け入れる施設に対し、学費や居住費を支援しています。
また、同年度に千葉県外国人介護人材センター支援センターを開設し、外国人職員や受け入れ施設からの職場への定着等に関する相談に対応するとともに、受け入れを検討している施設に対する在留資格等の制度説明会や、外国人職員の仲間作りを目的とした交流会等を実施しています。
県内の一部の市町村においては、外国人介護人材を施設が受け入れる際の渡航費用などの初期費用や施設が負担する家賃、日本語学習費用等についての支援を実施しています。
以上でございます。

–議長
保健医療担当部長 山口 敏弘君

–山口 敏弘 保健医療担当部長
まず、AEDの普及啓発における想定事例に関するご質問ですが、
県では、千葉県AEDの使用および心肺蘇生法の実施の促進に関する条例を制定し、1人でも多くの要救助者の救命および後遺症の軽減を実現するため、誰もが自発的かつ積極的にAEDを用いた心肺蘇生法を実施できるよう、普及啓発を進めているところです。
そこで、県民がAEDの使用方法を理解しやすいよう、手順をシンプルにまとめ、わかりやすく使用方法を解説する動画を作成していますが、より多くの県民が躊躇なく使用できるよう、多様な事例を用いることも重要と考えます。
今後は、AEDの使用率を向上するための普及啓発の方法として、どのような事例を想定することが効果的であるか。有識者の意見も伺いながら研究してまいります。

次に、漁歴のある訪日外国人へのAEDの使用に関するご質問ですが、
傷病者の病歴を把握することは、医療現場において重要と認識していますが、病気や事故などで心肺停止に心停止になった人の救助活動においては、詳細な病歴に関わらず、迅速に心肺蘇生などの応急手当を行うことが求められます。
こうした観点から、今後とも、傷病者の国籍や病歴に関わらず、躊躇なくAEDを使用できるよう、AEDの使用の重要性や使い方の普及啓発等を要救助者の救命率の向上および後遺症の軽減に向けた取り組みを進めてまいります。
以上でございます。

–議長
企業局長野村宗作君

–野村宗作 企業局長
水道料金の改定に関し、県営水道におけるこれまでの人件費削減努力や物価高騰に伴う資材等の価格についてのご質問ですが、
前回料金改定時の平成8年度と令和6年度を比較しますと、職員数は1352人から938人と約400人減少し人件費は約40億円の減額となっております。
これは遠隔監視が可能な集中管理システムを導入し、複数の給水場の運転を無人化したことや、運転管理業務の一部を民間委託したことに加え利用者からの問い合わせや相談等の受付業務を懸垂お客様センターに集約したことなどによるものです。
また薬品等の薬品費等の価格についてですが、物価高騰直前の令和3年度と直近の令和6年度を比較すると、凝集剤や活性炭などの薬品の単価は1種類に応じ、約2割から6、約6割の増加電気料金の単価は約5割の増加、下水道管の単価は口径100ミリを例にとりますと、約2割の増加となっております。
以上でございます。

–議長
プリティ長島君。


質問・要望(第2回目)プリティ長嶋 議員


–プリティ長嶋 議員
はい。それぞれ答弁いただいて、それで再質問5問と要望・感想・提案をさせていただきます。

まずは、平和への取り組みについて
国では戦争遺跡の活用に対してどのように考えているのでしょうか?
また、調べてみますと、福岡県などの例を見ると、戦争遺跡調査を3年にわたり行い、それらを整理、評価を報告書にまとめ、戦争の記録と記憶を次世代に継承するのに活用していただきたいと平和への取り組みを積極的に行っています。
千葉県でも同様に、平和への取り組みを積極的に行うべきと考えますが、いかがでしょうか?

続いて、3、AEDの使用についてですが、答弁にあったように実際私も21年間このことに関して普及活動をやってき、現に大学や専門学校でAEDの使い方を教えてきた方です。
でもその私が今回このケースでは躊躇してしまった、一番の中小の原因が、先ほど言ったように、年頃の娘さんがそばで鳴き止めている。
こんな経験は今までありませんでした。初めてです。そこが躊躇した一番の要因だと思いますが、
今の答弁で、多様な事例を用いることも有用との答弁でしたが、その答弁を受けて少し私の気持ちも軽くなりました。
では、AEDの使用率が上がる上がり、救命に繋がるにはどのように私の体験したこのことを有用とするのでしょうか?質問いたします。

5、介護士不足対策について再質問です。
私、台湾やインドネシアに視察に行きまして感じました。
そこで、介護施設等に対し、例えばインドネシアなど、ベトナム以外の国からも介護人材を幅広く受け入れられるように支援を検討してはいかがでしょうか?
初めて外国人介護人材を受け入れる施設の不安払拭のために、支援はどのようなものがあるのでしょうか?
そして、将来の推計では、答弁にあったように、約2万8000人の介護職員不足が見込めるということですが、そもそも要介護者にならないよう対策をとるべきだと考えます。
日本老年医学会のホームページなどを見ますと、フレイル、ロコモ、805の実践で要介護者を未然に防ぎ、ねんねんコロリからピンピンコロリへ人生100年時代を明るくすることができるよう、と提案しています。

では、千葉県では、要介護者にならない方法についてどのように考えているのでしょうか?
そして梨の販売促進についての要望感想提案です。昨年してきた買い物客の目に留まる目立つ店内装飾については、今回のフェア開催時の冊子を見る限り改善されていたと思います。非常にいい店内装飾で、お客さんに目を、目を目に留まると思いました。
もう一つの指摘した。カイガラムシの付着これについては、今後も要注意事項だと思います。

また、今回もまた、秋満月のみつ症対策に不備があったようですが、県オリジナル品種秋満月には非常に期待をしています。
十分な日照対策を行い、県産輸出品のエースに秋満月を育てていただきたいと要望いたします。

最後に水道水ですが、私先ほど壇上で水をゴクリと一杯飲みましたが、聞いたら、これ千葉県の水道水ですと冷やしてあるので非常に美味しかったです。
多分、知事の手元にある水も水道水だと思います。
本当に美味しい、美味しい千葉県の水です。知事の選挙時の演説と当局からの先ほどの答弁、各データを提示していただきましたが、私自身の水道局職員としての経験そして、現状の調査などから、水道料金値上げやむなしと思います。
先ほど質問の中にあったように別件で、インドネシア視察、台湾視察をしましたけども、現地の水道事情と日本の水道水を比較すると、優遇値の水は日本の場合、飲めます。シャワーの水さえも飲めます。しかも、湯船に満杯にしても100円程度です。
安心安全な日本の水道水に東南アジアに行くと、何か感じますね。
日本の水道水ってなんでこんなに綺麗で美味しいんだろうと日本の水道水は安全安心でしかも安価です。当然千葉県の水道水もそうです。
要望としては1点、私の地元市川市の一部やお隣の浦安市では、すぐ近くにある千葉野野菊の里浄水場から給水されていません。

はるか遠い、木下取水場から延々と配管を通って給水されています。非常に無駄で不合理です。
今後、管路や施設が次々に更新される際には、ぜひ効率的な給水方法を検討すべきと要望します。

またもう一つ。給水車の運用にも課題があります。改善すべきと考えます。
以上、再質問への答弁を求めます。


答弁(第2回目)


–議長
教育長杉野可愛君

–杉野可愛 教育長
国の戦争遺跡の活用に関するご質問ですが、
国は戦争遺跡を含む近代遺跡の出席指定や記念物登録について、個別具体の遺跡等の意義などが評価できるなど、指定や登録の条件が整ったものから手続きを行うので、各自治体においては指定や登録に向けて調査研究等を進めることが適切であるとしています。

杉野可愛 教育長
続けて県の戦争遺跡の取り組みに関するご質問ですが、
県教育委員会としては、平和の大切さを伝えるためにも、既に指定登録されている戦争遺跡を保存し、周知を図っていくとともに、他県の状況も参考にしながら、その活用の可能性について研究してまいります。
以上でございます。

–議長
保健医療担当部長 山口俊宏君

–山口 敏弘 保健医療担当部長
AEDの使用率を上げ、救命に繋げるには、どのように有用とするのかとのご質問でございますが、
現行の千葉県のAEDと普及促進計画については、令和8年度末が終期となり、来年度の改定を予定しています。
この改定の時期に合わせ、どのような事例を想定することが効果的であるか、有識者の意見も伺いながら研究してまいります。
以上でございます。

–議長
健康福祉部長岡田慎太郎君

–山口 敏弘 保健医療担当部長
外国からの介護人材受け入れへの支援に関するご質問ですが
千葉千葉県外国人介護人材支援センターでは、ベトナム以外の国からの留学生や外国人介護職員に対しても、生活や就労等に関する相談支援を行っています。
また県では、介護職種の技能実習生や経済連携協定に基づく介護福祉士候補者をインドネシアなどから受け入れる施設に対して日本語学習費用等を補助しているところでございます。
今後とも介護施設等が外国人介護人材を幅広く受け入れられるよう支援してまいります

次に受け入れ施設の不安払拭のための支援についてのご質問です。
千葉県外国人介護人材支援センターでは、受け入れを検討している施設に対して既に外国人職員を受け入れている施設の担当者と外国人職員が受け入れ事例を紹介する説明会を開催するとともに、在留資格や支援制度等の相談に対応するなど、施設が外国人介護人材を円滑に受けられるよう支援しています。

それから、要介護の予防についてのご質問です
高齢者が健康で自立した日常生活を過ごせる期間を延ばしていくためには、運動、口腔栄養社会参加などの観点から効果的な健康作りや介護予防に取り組むことが重要だと考えています。
このため、県では市町村が地域の実情に応じて、運動指導口腔機能低下や低栄養の予防などの取り組みを進められるよう、高齢者が趣味やスポーツを通じて交流する通いの場の設置や人材育成に関して研修会等での好事例の横展開や、医療介護に精通したアドバイザーの派遣等を通じて支援しているところです。
以上でございます。

–議長
プリティ長嶋君。


要望(第3回目)プリティ長嶋 議員


–プリティ長嶋 議員
はい。ではAEDの使用について意見を述べさせていきます。
数だけの啓発普及啓発ではなく、実践に役立つ普及啓発が必要だと感じました。今のままですとAEDの設置台数は増加しても使用率は上がらないと思います。
もう一歩踏み込んだ救命の現場で役立つ普及啓発をお願いいたします。

5、介護士不足対策について、
介護士不足対策の柱は二つ、答弁にあったように質問しました私も質問しましたが、一つは外国人介護人材の幅広い受け入れ、そしてもう一つ力を入れるべきは、要介護者にならない方法の実践です。この点については要望いたします。

平和の取り組みについて、
館山市の地下壕後は、一部崩落し、見学ができなくなっており、県内の延滞後も老朽化が進んでいます。
答弁にあった通りです。台湾で行っているような掩体壕を保存し、平和教育のために活用すべきと要望いたします。

それにはまず現地調査です。
戦争の悲惨さを風化させないためにも平和教育に役立てるべきと要望いたします。

そして、この軍帽ですが、この軍帽は何回も何人もの特攻隊員を帽フレーの合図で見送りました。O.K氏自身も死を覚悟して操縦桿を握りましたが、本人曰く、死に場所を失ったと無念さを語っていました。
戦後、帰還したO.K氏は特攻隊魂を子供たちの名前に残します。
一番目の子は、大きいの文字。2番目の方には、昭和の和。3番目には、日出男。4番目には守る。最後には相応しい。という文字を使い、名前をつけます。それぞれを繋げると、日出づる、大和を久しく守る男。日出づる、大和を久しく守る男となるんです。

大東亜戦争終戦80年の節目の年に亡くなった人たちに手を合わせ、質問終わります。

3分ほど残ったんで、知事に個人的なお願いを。

東京ドームのあのミスターのお別れの会。映像流れましたね。
昭和33年11月3日文化の日、東京六大学8号の記念のホームランを打って、ミスターが日本のヒーローとなりましたけれども、では、その前の7号ホームランの記録を持った人は誰か。ですが、

去年私がここで、KANO 1931遥かな甲子園の主人公呉選手の話をしましたが、この呉選手こそ甲子園で準優勝し、その後日本の6大学で、7号のホームラン記録を使った方です。この方の像が嘉義市駅前にあります。
この一帯は、日本の人たちの技術者が現地で言う蓬萊米、蓬萊米を生み出した場所です。それが今、全台湾の中で栽培されています。
ぜひ時間があれば呉選手の銅像と周辺の米作りの現状を見ていただきたいと思います。以上です。ありがとうございます。