本日の県議会をいち早くお伝えいたします。
本日(2023/12/4)午前二人目の一般質問は、自由民主党の小路正和議員でした。
質問項目
- 台風13号からの復旧復興について
- 夷隅地域の振興について
- 多様性条例について
- 武道振興について
- 教育問題について
- 農林水産業について
- フェーズフリー政策について
- 夷隅地域の医療提供体制について
- その他
議会質問・答弁の書き起こし全文
【午前二人目】一般質問 小路正和議員(自民党)
ーー議長
次に小路正和君
ーー小路正和 議員
みなさんこんにちは。自由民主党夷隅郡市選出小路正和です。登壇の機会をいただきました先輩、同僚議員の皆様に心から感謝申し上げます。今日は夷隅市よりの太田ひろし市長、それから議会の方からも、麻生議長、魚地副議長、それから川嶋元議長、それから久我元副議長、それから、浅野議員。始めとする地元の皆さん、本当にありがとうございます。諸問題に取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。ちょっと項目が多いので早口になるかと思いますが、早速始めさせていただきます。
台風13号の復旧復興について伺います。我が会派の代表質問でも取り上げました。今年9月の台風13号の接近に伴う記録的な大雨では、県内各地で大きな被害が発生し、私の地元夷隅地域でも、路面冠水や土砂崩れなどにより、通行止めが発生したところです。被災直後には、地元の建設業者などの協力により土砂を素早く提供するなど、応急、復旧作業を迅速に進めていただき、通行止めも順次解消しました。夷隅鉄道、小湊鉄道にも早々に取り組んでいただき、心から感謝申し上げます。しかしながら、いまだ復旧が完了せず、全面通行止めとなっている箇所があり、地域の皆様にはご不便をおかけしているところであります。そこで伺います。大雨被害に伴う県管理道路の通行止めと、対応状況はどうか。また今回の大雨では、大多喜町と市原市またがる養老渓谷温泉で大きな被害が生じました。お手元に、養老渓谷温泉の全体図、紅葉の見所マップもお配りさせていただいました。懸命に復旧して、今一部の養老渓谷遊歩道も降りれるようになっておりますし、小湊鉄道も土日再開。夷隅鉄道も今月20日頃には再開ということですので、ぜひ皆様にもお出掛けいただきたいというふうに思います。
1枚目は旅館9軒、養老渓谷にありますけども、一部再開してませんけれども、懸命に営業再開しておりますし、2枚目大多喜町で作ったマップですけれども、大多喜城から上総中野に行く観光ルートですとかですね、いろいろなものが載っておりますので、ぜひ奥養老を楽しみにしていただければと思います。
それで長く続いた新型コロナの制約もなくなって、年間を通じて最も人出が期待できる時期を前にして、今回の大雨により宿泊施設が被災、長期休養を余儀なくされた他、房総一の名瀑布としてエリア最大の観光スポットである粟又の滝や川沿いを散策できる遊歩道が積載し、通行止めとなってしまいました。被災から3ヶ月近く経過し、関係者の懸命の努力により、復旧復興は進んでおり、休業していた宿泊施設も一部営業再開し、また先ほどについても一部ですが、紅葉シーズンを前に利用できるようになり、人出は戻りつつあります。しかしながら養老渓谷温泉の復旧復興は道半ばです。賑わいを取り戻していくためにも、粟又の滝遊歩道の1日も早い復旧や、継続した観光誘客について、県としてしっかり取り組んでいく必要があると思います。
そこで2点伺います。粟又の滝遊歩道について今後どのように普及していくのか、養老渓谷温泉の観光誘客をどのように支援していくのか、
次に、夷隅地域の地域振興について伺います。今観光に触れましたが、夷隅地域の観光についてですけれども、県では昨年度から地域振興事務所の機能強化を図っていただき、市町村が直面する課題を共有し、地域課題の解決に向け取り組まれていると認識しています。夷隅地域の各市町はそれぞれの市町が資源を生かした取り組みを行っているところでありますけども、観光振興など、地域の強みを最大限生かし地域の活性化に繋げるには、市町が広域で連携していくことが重要です。ぜひ、夷隅地域2市2町による広域連携を促し、夷隅地域全体の観光地域活性化に取り組んでいただきたいと考えます。
そこで伺います。夷隅地域が抱える地域課題に対応するため、どのように県は取り組んでいるのか。また夷隅地域では先月、夷隅地域振興事務所、2市2町、あるいは各市町商工会等が協力し、婚活イベントを行ったと聞いております。お手元の3枚目、婚活イベントですけども、これ県がやってるとはなかなか見えないかもしれませんけど夷隅地域振興事務所が初めて2市2町と連携して行った婚活イベントであります。地域全体が連携したこのような取り組みは、人口減少対策として地域の活性化に繋がると大変期待しています。
そこで伺います。夷隅地域における婚活イベントの取り組み結果はどうか。
次に多様性条例について伺います。私は条例制定により、男性、女性といった性差そのものの否定や、伝統的な家族間の否定など、極端な声が社外に広がっていくことを懸念しております。行き過ぎた多様性の尊重は、社会の分断や混乱を招きかねず、日本の歴史や伝統文化があってこその多様性の尊重だと考えております。条例案にそうした内容が明記されなかったことは大変残念です。先月、パブリックコメントに寄せられた意見等に対する県の考え方、公表されましたが、改めて県の見解を確認するために伺います。
多様性条例に日本の歴史や伝統文化に関する規定を設けなかったのはなぜか。また条例制定により、伝統的な価値観や日本の伝統文化が否定されないか懸念するが、県の見解はどうか。
次に、武道振興について伺います。まず学校教育における武道の事業についてです。保健体育の武道が必修に完全に実施されてから、現在10年が過ぎようとしています。教育現場で武道が必修化された目的や理念はどのように具現化されているのか気になります。技術指導はもちろん様々な所作、礼儀作法を学ぶことで、日本固有の伝統文化に触れるということもとても重要であると考えておりますが、当時から体育科の教員は必ずしも全員が武道の専門家ではないため、その指導力向上は課題として挙げられたいたと記憶しています。
そこで伺います。公立中学校高等学校の体育における武道の実施状況はどうか、また県教育委員会として武道の指導充実についてどのように考えているか。
次に、県警における武道の重要性についてです。最近、全国的に強盗事件などの凶悪な事件が後を絶たず、本県においても、警察官やが、包丁や鉈などの刃物を所持した凶悪犯に対応する事案が発生している状況にあります。警察官はこれらの事案に対して的確に対応しなければならないため、法的根拠といった知識も重要でありますが、凶悪犯にひるむことなく対峙し、相手を制圧検挙するためには、柔道や剣道といった武道の技能の他、相手に立ち向かっていく強い精神力が必要であるのではないでしょうか?武道は実際に相手と組み合い、さらに相手を制するといった傾向を通じ、心身を鍛えるものであり、警察官にとって武道は必要不可欠なものではあると考えます。
そこで伺います。警察における柔道剣道等の武道の重要性についてどのように考えているか。
次に県総合スポーツセンター武道館についてです。先月私も鹿児島国体を視察しましたが、今後も国民スポーツ大会や世界で活躍する選手を育成するため、指導者の研修や大会を開催開催する会場武道館の整備が必要になります。現在本県の武道競技の中核的施設として、県総合スポーツセンター武道館があり、柔道、剣道空手など様々な同種目において、数多くの大会が開催され、本県武道を振興する振興する上で適切に運営整備していくことが重要です。
そこで伺います。県総合スポーツセンター武道館の重要性と課題についての認識はどうか。
次に教育委員問題について伺います。我が地元の大原高校、生徒募集が厳しい現状にあります。大原高校で全県から受験が可能となっているものの、例えば海洋科学系列水産ですねを希望している中学生が、通学距離が原因で断念した例もあります。他県では寮や下宿を整備し、全国募集により生徒を集めている事例があり、これまでも議会や議会で寮や下宿の整備について要望してきたところです。そこで伺います。大原高校における遠隔地からの生徒募集についての検討状況はどうか。
続きまして、部活動の地域移行についてです。県は令和5年3月にガイドラインを策定し、学校が部活動から地域クラブ活動への移行について示され、その中で県としての地域移行に向けた目標を、令和5年度は市町村で1部活動、令和6年度は各学校で1部活動、令和7年度は各学校で複数の部活動の地域移行とともに、各市町村に対して完全移行までのスケジュールを立てるよう示されております。それを受け県内の市町村では休日の地域移行に向けた取り組みが進んでいると聞いていますが、一方で様々な課題から思うように進まないという声も同時に聞こえてきます。
そこで伺います。部活動の地域移行について改革推進期間が始まり、半年経つが、現在の進捗状況はどうか、また今後の取り組みの見通しはどうか。
次に、2月議会でも質問質問したところですが、県立高校の空調整備について伺います。県立高校の空調整備については、普通教室への整備を終え、昨年度からは音楽室などの熱中症リスクの高い特別教室に着手されていることを承知しています。今年を含め、近年の夏の猛暑を鑑みると、生徒が学習する特別教室についても、速やかに整備を進めることが必要と考えます。また県立高校の空調設備に当たっては、県に先行して保護者が設置したものがあります。普通教室については県が整備を完了した時点で、保護者設置の空調にかかる費用を県が負担することになりました。ついては、特別教室についても今後県が整備を進めるにあたり、既に保護者が設置した。設備の費用負担のあり方がどうなるのか気になるところでございます。
そこで伺います。県立高校の特別教室における空調設備の整備状況はどうか、また保護者が設置した空調設備に関わる費用負担についてどのようにしていくのか。
教育問題の最後に、教育予算の拡充に関して質問します。県議会としては、毎年、教育予算の拡充について、国に意見しており、県教育委員会としても教員の働き方改革の推進や、県立学校のトイレ洋式化などのため、これまで毎年、教育予算の拡充に努力していただいております。しかしながら先ほど質問した大原高校の寮整備や部活動の地域移行の推進、特別教室の空調設備整備も予算がなければ実現はできないのであります。私としては充実した教育を継続発展させるためには、予算の更なる拡充が必要と考えます。
そこで伺います。教育の充実のため、教育予算の更なる充実を図るべきと思うが、どのように考えるでしょうか?
次に農林水産業について伺います。肥料や生産資材、燃油等の高騰により生産コストは上昇している一方で、販売価格に価格転嫁できないため、農産物の価格が再生産可能な価格となっていないため、農業経営は大変厳しい状況と聞いております。このような状況が続くと、離農が進み、農業者の減少が加速化する他、耕作放棄地の増加も懸念され、本県農業の将来がとても心配です。本県農業の持続的発展には、安定した経営を継続できる所得を確保することが重要ではないでしょうか?厳しい状況の中、所得の向上を目指して頑張っている農業者を県としてもしっかりと支援していただきたいと思っております。
そこで伺います。農業者の所得向上に向けて県はどのように取り組んでいるのか。
次に、水産の種苗生産研究所 勝浦生産開発室について伺います。農林水産常任委員会では、本年7月に勝浦生産開発室を視察し、マダイの種苗生産や放流、水産資源を直接に増やすことができる栽培漁業の重要性を改めて認識認識したところです。しかしながら、施設は大変老朽化しており、今後、積極的に種苗を生産して放流するためには、現在県が進めている種苗生産施設の再編整備により、各施設の機能を充実させることが重要であると考えております。
そこで伺います。主要生産施設の再編整備における主要生産研究所 勝浦生産開発室の機能はどのようなものか。
次にフェーズフリー政策について伺います。私はこれまで登壇の度に防災対策におけるフェーズフリーの考え方の重要性を訴えてきました。一つのものを、平時と災害時という異なるフェーズにおいて有効に活用するという考え方は、様々な分野で少しずつ浸透してきていると思いますし、防災をに関わる県の政策で非常に重要なものと感じております。災害発生時に迅速な対応が可能となるとともに、一つのものが複数の役割を果たすということは、昨今のSDGsに向けた時代背景にも合っていることから、フェーズフリーの考え方を、これからの災害対策にしっかりと定着する姿勢させていくべきと考えています。そのために県民の皆さんにしっかりと周知し、意識の中に浸透させるとともに、県自らが率先して取り組んでいくことが重要です。
そこで伺います。県の施策におけるフェーズフリーの取り組み状況はどうか。
次にフェーズフリー政策に関連して、夷隅市の津波対策についてです。昨日もフィリピン沖の地震からくる、津波注意報で、添谷 危機管理部長を初め、県庁職員徹夜での対応ご苦労様でした。といったように、いつ津波が襲ってくるかわかりません。そのことについて説明していきたいと思います。東日本大震災から12年が経過し、大きな被害のあった九十九里沿岸では、ようやく津波堤防が整備されたところです。夷隅市域においても住民の皆さんが安全に安心して暮らせる住環境とするため、一刻も早い津波対策を進めていただきたいと考えています。ただし、夷隅市地域の海岸線は、海水浴やサーフィンなど多くの観光客が訪れる風光明媚な観光地でもあり、海岸線にはこれらの眺めて走る自転車道路も、ありますので、津波対策にあたっては、地域の声を聞きながら、きめ細やかな検討を進めていく必要があると思います。
そこで伺います。夷隅市域の津波対策の検討状況はどうか。
最後に夷隅地域の医療提供体制についてです。超高齢化超高齢社会の中でも、地域において安心して生活できるよう、地域の医療体制の整備は重要課題であります。また少子化対策として、地元で子供を産める環境が整備されるべきですが、夷隅地域では、出産できる医療機関がない状況です。夷隅地域の公的病院は夷隅医療センターがあります。隣に福祉施設もあり、地域包括ケアの拠点として、介護との連携は積極的に推進されていると思いますが、夜間帯の対応があまりできておらず、救急医療体制が弱いと考えています。
そこで伺います。夷隅地域の医療提供体制について、特に夷隅医療センターの状況はどうか、
以上で1回目の質問を終わりとさせていただきます。明快で前向きな答弁を記載します。早口で失礼しました。ありがとうございました。
ーー議長
小路正和君の質問に対する当局の答弁を求めます。知事、熊谷俊人君
ーー熊谷俊人 知事
自民党の小路正和議員のご質問にお答えをいたします。まず台風13号からの復旧復興についてお答えいたします。養老渓谷温泉の観光誘客の支援についてのご質問ですが、県では被災の影響による観光客の減少を最小限にするため、観光パンフレットやホームページなどにより観光施設の復旧状況や紅葉時期のイベントなど最新の情報を提供してきたところです。また補正予算に計上した被災市町の観光誘客を支援する事業は、災害救助法が適用された大多喜町側エリアと、同様の被害があった市原市側エリアを一体として支援できる制度としており現在観光協会等で取り組み内容を検討しているところです。さらに渓谷沿いの景観や温泉などの魅力の発信についても、インフルエンサーなどを活用して強化することとしておりこうした取り組みを通じて、県内外からの観光客の回復拡大を支援をしてまいります。次に夷隅地域の振興についてお答えをいたします。
夷隅地域が抱える地域課題への対応についてのご質問ですが、夷隅地域は急激な人口減少や少子高齢化により地域の担い手不足の解消が課題となっています。一方で豊かな自然、世界に誇れる海の幸、山の幸の宝庫でありこれらの資源を広域で有効活用することが、この地域の活性化に繋がると考えています。このため地域振興事務所が中心となり、夷隅地域2市2町の民間事業者を加え、2市2町に民間事業者を加え、夷隅地域の強みを最大限生かす取り組みについて検討を行い、11月には当該事業者による地域作り法人が設立をされたところです。現在、この法人が2市2町の支援を受けて地域連携DMOの法人の登録に向けた準備を進めています。登録後は、県、市町、DMOが連携をし地域の観光振興や空き家対策、地域DX等の地域課題の解決に積極的に取り組んでまいります。私からは以上でございます。他の質問につきましては担当部局長からお答えをいたします。
ーー議長
県土整備部長 池口正晃君
ーー池口正晃 県土整備部長
私からはまず、台風13号からの復旧復興に関する県管理道路の通行止めと対応状況についてのご質問にお答えします。
9月の大雨に伴い、県管理道路では路面冠水、土砂崩れ、橋台基礎部の土砂流出等の被害により、78ヶ所で通行止めが発生しました。これまでに75ヶ所は解消しましたが、国道128号、勝浦市の大沢第1トンネル、県道夷隅瑞沢線、夷隅市の桜トンネル、県道大多喜君津線、市原市の石上橋については、現在、復旧のための設計や工事を進めています。県としては、これら3ヶ所の1日も早い通行止め解消に向けて取り組んでまいります。
次に、夷隅地域の津波対策の検討状況に関するご質問ですが、津波対策など新たに海岸事業に着手する際は、施設整備の必要性や防護施設の高さについて、関係団体や住民など、地域の意見を聞くこととしています。本年7月に開催された第1回夷隅市、海岸作り会議では、県や夷隅市が検討している津波対策の案について様々な意見が述べられた他、夷隅市からは今後パブリックコメントの実施や、地区勉強会の開催などを進めていくこといくとの説明がありました。県としては引き続き津波対策に関する地域の意見の収集に努めてまいります。以上でございます。
ーー議長
環境生活部長、井上容子君
ーー井上容子 環境生活部長
台風13号からの復旧復興について粟又の滝遊歩道の復旧に関するご質問にお答えします。県では、粟又の滝に降りるためのスロープについて、地元町や観光協会から最優先での普及を求められていたことから、速やかに復旧工事に取り組み、11月22日に通行再開したところです。また、遊歩道全体については、歩道自体の一部流出、落石、倒木など、総延長2kmにわたり、甚大な被害が生じており、復旧には長期間を要する見込みですが、まずは復旧工事に必要となる全体測量や地質調査安全なルートの検討などを進めることとしています。この遊歩道は、県内有数の紅葉の名所である養老渓谷の渓流沿いを散策し、粟又の滝を間近に観察できる県の重要な観光施設となっていることから、できるだけ早い復旧を目指してまいります。以上でございます。
ーー議長
総合企画部長、冨沢昇君
ーー冨沢昇 総合企画部長
まず、夷隅地域の振興に係るご質問のうち、夷隅地域における婚活イベントについてお答えいたします。
夷隅地域では昨年度から地域振興事務所と2市2町が地域共通の課題である人口減少について議論する中、単独の市や町では成果を出すことが難しくなっている婚活イベントを広域で連携して行うこととしたところです。イベントには、夷隅地域在住在勤の男性14名と、主に都内在住の女性16名にご参加いただき、参加者同士のコミュニケーションがとりやすい体験型メニューを多く取り入れたことにより、7組のカップルが誕生いたしました。加えて、参加者の移住定住に繋がるよう、2市2町の協力を得て、夷隅地域の魅力を実感してもらうイベントとしたことで、参加者からは、移住先としても高い評価をいただいたところです。
続いて、多様性に関する条例に関するご質問ですが、本条例は、多様性が尊重され、誰もが活躍できる社会作りを目指そうとするものです。社会には多様な価値観が存在しており、日本の歴史や伝統文化、伝統的な価値観を大切にする価値観だけを条文に規定することは難しいと考えたところです。なお、本県独自の食文化や地域の祭り、歴史的な町並みなどは、本県の大切な財産であり、この条例は、そうした歴史や伝統文化を大切にしようとする価値観を否定しようとするものではございません。先人の方々が築かれたこれらの財産を、将来世代にしっかりと引き継いでいくとともに、今後の千葉県作りに生かしてまいります。以上でございます。
ーー議長
教育長、冨塚昌子君
ーー冨塚昌子 教育長
初めに学校体育における武道の実施状況と指導充実についてのご質問ですが、学習指導要領において武道は、中学校1学年で必修であるため、全ての学校で実施されています。また、高等学校の武道は選択履修とされており、公立の全日制では126校中112校で実施されています。学校における武道の指導充実には、技術的な指導力の他、安全確保に関する理解も必要であることから、県教育委員会では、体育実技指導者講習会等を実施しており、今後も教員の指導力の更なる向上に努めてまいります。
次に大原高校における遠隔地からの生徒募集についてのご質問ですが、大原高校は水産の系列を有する総合学科で、県内全域を通学区域としていますが、さらに県立高校改革推進プランでは、水産系の学科について、より柔軟な生徒募集を検討することとしています。県教育委員会が昨年度、水産系の学科の生徒募集に関して、他県に紹介を行ったところ、20件で全国募集を行っており、このうち16件では、県や地元市町による寮の設置や下宿先のあっせんなどが行われていました。今後は全国募集を行っている他県への詳細なヒアリング等により、保護者と離れて生活することに起因する諸課題への対応や、受け入れ先の運営体制等の調査を進め、引き続き本件の対応について検討してまいります。
部活動の地域移行の進捗状況についてのご質問ですが、本県においては、11月1日現在、18市町村において、一部の部活動の地域移行が開始されており、さらに今後、12市町村が年度内に開始する予定となっています。地域移行が十分に進まない市町村からは、指導者の不足や受け皿団体を初めとした体制作りの難しさなどが挙げられています。そこで県教育委員会では、今月12月1日から指導に協力いただける方と市町村を繋ぐ広域人材バンク、千葉クラサポを開設したところであり、今後も市町村の地域移行がより円滑に進むよう、更なる支援に努めてまいります。
県立高校の特別教室における空調整備についてのご質問ですが、県教育委員会では、適切な学習環境を確保するため、窓を閉め切る必要がある音楽室など熱中症リスクの高い特別教室への空調整備を順次進めることとしています。本年度は11校の工事を実施しており、令和6年度から稼働する予定です。これに併せ、既に保護者により設置された同様の特別教室の空調については、県が費用を負担することを検討してまいります。
最後に、教育予算についてのご質問ですが、県教育委員会では、これまで千葉県教育振興基本計画に基づき、児童生徒の学力向上や安全安心な学びの場作りなどに取り組むため、必要な予算を計上してきたところです。しかしながら昨今、教育を取り巻く環境は厳しさを増しており、不登校児童生徒の増加や教員不足学校施設の老朽化や猛暑対策など多くの課題への対応が求められています。このため県教育委員会としては、これらの課題解決に向けて着実に取り組んでいくとともに、あらゆる機会を通じて国に対し要望を行い、教育予算の更なる確保に努めてまいります。以上でございます。
ーー議長
警察本部長 宮沢忠孝君。
ーー宮沢忠孝 警察本部長
私からは、警察における武道の重要性についてお答えいたします。警察における柔道剣道、逮捕術等の術科は、強健な身体を作り、不屈の精神力を涵養するとともに、身を守り、凶徒を制圧するなど、警察職務を完遂する基盤となるものです。したがいまして、全警察官が訓練に精進し、これを体得することが必要不可欠であると認識しています。県警では、柔道、剣道、逮捕術等の術科訓練を反復継続して行うことにより、現場執行力の強化を図っております。以上でございます。
ーー議長
スポーツ文化局長 岡田慎太郎君。
ーー岡田慎太郎 スポーツ文化局長
県総合スポーツセンター武道館に関するご質問ですが、武道館はジュニアからシニアまで、全ての年代における数多くの武道大会で使用されており、武道振興における本県の中核施設として大変重要な役割を果たしていると認識しています。本施設は、昭和56年に開設し、築40年以上経過しており、これまで空調や給湯設備、屋根防水や道場床張り替えなど、機能の維持向上に必要な改修を実施してきたところです。今後も、本県武道の振興を担う中核的な施設としての役割を果たせるよう、県有建物の長寿命化計画に基づき、計画的な保全に努めてまいります。以上でございます。
ーー議長
農林水産部長、前田敏也君。
ーー前田敏也 農林水産部長
まず農業者の所得向上についてのご質問ですが、農業者の所得向上を図るためには、収益性の向上と生産コストの縮減の双方を効果的に進めることが重要です。そこで、県では、農産物のブランド化や輸出促進の他、圃場整備や農地の集積集約化を図るとともに、農業者による6次産業化や、需要が伸びている品目の作付け拡大、スマート農業の導入などを支援しているところです。さらに専門家の派遣により、意欲的な農業者の経営能力向上を図っており、引き続き本県農業が持続的に発展できるよう、農業者の所得向上に向けて取り組んでまいります。
前田敏也 農林水産部長
次に、種苗生産研究所の勝浦生産開発室の機能についてのご質問ですが、県では平成31年に策定した千葉県水産総合研究センター施設の再編整備計画に基づき、県内4ヶ所の種苗生産施設について、再編整備を行い、業務の効率化を図ることとしております。このうち勝浦生産開発室については、再編整備後は放流した種苗をより多くの漁獲に繋げるための中間育成の拠点と位置づけ、機能の高度化を図りながら、ヒラメとマダイの育成などに取り組むこととしております。引き続き、種苗生産の安定化、効率化や種苗の質の向上などを図り、水産資源の増大に繋げるため、施設の再編整備を計画的に進めてまいります。以上でございます。
ーー議長
防災危機管理部長、添谷進君
ーー添谷進 防災危機管理部長
私からは、フェーズフリーの取り組み状況についてお答えいたします。災害時にも使えるものを日常に取り入れるフェーズフリーの取り組みを進めることで、迅速な応急対策や、自助の強化にも資することから、県全体の防災力向上に繋がるものと認識をしております。このため、県の地域防災計画において、非常用の備蓄に関し、普段使用しているもの、災害時にそのまま活用する考え方を記載した他、本年10月に供用を開始した3部合同庁舎において、会議室を非常時に災害対策本部の支部として転用できるようにするなどの取り組みを進めております。今後も県民への周知に努めるとともに、県有施設の整備などにおいて、フェーズフリーの考えに沿った施策の推進に努めてまいります。以上でございます。
ーー議長
保健医療担当部長、鈴木貴士君
ーー鈴木貴士 保健医療担当部長
私からは、夷隅地域の医療提供体制についてお答えいたします。夷隅地域が属している山武長生夷隅医療圏は、医師の地域偏在を表す指標や救急搬送時間において県内最下位の状況である他、周産期医療についても、リスクの高い分娩に対応できる周産期母子医療センターがないなど、様々な課題があると認識しています。また、夷隅医療センターについては、日常の医療から、入院医療、在宅医療など高齢化の進む地域のニーズに幅広く対応した医療を提供していますが、医療従事者の不足により、一部の病床が非稼働である上、夜間休日の救急受け入れ可能な日が極めて少なく、産科も設置されていない状況と承知しています。県としては、救急医療も含む医療提供体制の充実に向けて、修学資金貸付制度において、当該医療圏内で勤務する医師等の確保に向けた取り組みを行うとともに、周産期医療については、隣接医療圏の医療機関との連携などにより、適切な医療が受けられるよう努めているところです。以上でございます。
ーー議長
小路正和君
ーー小路正和 議員
県管理道路の復旧、ほぼほぼ復旧しておりますけども、まだ夷隅市内のですね作田トンネル、勝浦の大沢トンネル、そして市原の石上橋ということで、通行止めです。一刻も早い解消をお願いしたいというふうに思います。
それから養老渓谷の復旧復興そして観光支援に対して柔軟な対応もしていただいております。心から感謝を申し上げます。
続いて夷隅地域の地域振興についてですけれども、今日、夷隅市の太田市長が来たのも、この件でございます。ぜひ太田市長の肝入りのですね、広域DMO、知事も手を入れていただいて感謝しますけども、ぜひ成功に導いていただきたいというふうに思いますし、地域振興事務所の皆さんにも感謝申し上げます。この地域連携DMOの取り組みはですね、私の知る限り県内でも初の取り組みと承知しておりますので、今後他の地域のモデルになるようにですね、実施していただければと思ってます。私も先輩議員の小高先生と共々ですね、地元の2市2町の連携に協力して取り組んでいきたいと思っておりますので、要望を申し上げます。夷隅地域における婚活イベント、こちらも3枚目の資料先ほどお見せしましたけども、これだけの仕掛けで1泊2日で、6000円ということでですね、県の支援に感謝申し上げます。ぜひ、14組15組のうち7組のカップルということですから、ぜひ結婚に結び付けていただきたいなと思います。そういう意味では、伺いますけども今回の大イベントに関わる取り組みを確実な成果に繋げていくために、その後のフォローも重要と思うがどうか。
次に多様性条例についてです。条例が制定されたとしても、伝統的な価値観や日本の歴史伝統文化が否定されることにならないようにしていただきたいと強く思っております。また小池先生の代表質問でありました通り、千葉県が誇る歴史や伝統文化をしっかりと守り、次世代に引き継いでいただくとともにですね、未来に向けた千葉県作りに生かしていただくよう強く要望したいと思います。
一つ質問します。条例案の中で様々な勉強会等を通して、性的指向性自認、こういった文言をですね、削除することを検討したらどうかという要望を私も何度かしました。結果的に、日本文化等含めて条例案に変化はならないまま提出されました。そのうちの性自認。国会でもですね、LGBT法案は、性的指向性自認、こちら大変な議論があって削除された、あるいは、ジェンダーアイデンティティという言葉に変えられた。そんな経緯がありました。県ではどのような検討状況があったのか、お聞かせ願いたいと思います。
次に武道信仰です。武道は他のスポーツと異なり教えることが大変だと考えています。このため、当初からかが、各校に武道経験がある教員が配置されていることも望ましいと思われます。そこで再質問します。武道振興および武道の事業を充実させるため、武道に習熟した方を採用していくべきと思うがどうか。
次に警察における武道訓練について再質問します。日々、厳しい仕事に的確に対応していただいて感謝申し上げます。県民の安全安心を守るためでなく、警察官自身の身を守るために個々の対応能力を向上させることが重要であると考えております。しかしながら私自身も十分承知しているところですが、武道の技能は一石一丁に習得できるものではないことから、日々継続して訓練をする必要がある他、その指導は体系的な体制のもと、専門的な技能が必要であると考えます。そこでお伺いします。警察ではどのような指導体制で武道訓練を実施しているのか。
続いて、スポーツセンター、武道館について要望します。これまでも適切に整備を実施していただいてると思います。しかしながら近県の県立武道館に比べると建物が古く観客席数も少ないなどの課題があります。更なる機能向上に向けた整備について今後検討を要望します。
それから教育問題ですけれども、何点か要望したいと思いますが、まず大原高校の遠隔地募集についてですけども、大原高校の特色ある学びを十分にアピールし、県内外を問わず幅広く生徒を受けられるよう、寮や下宿の整備について引き続き地元市町と協議していただきたいと思います。先ほども言いましたけども水産を希望している中学生が、例えば大原高校、銚子、舘山に通えないためにですね、県外に流出していく、県外の水産高校は寮があったりするわけですよ。その辺の危機感をですね、ぜひ知事、教育長、よろしくお願いをしたいと思います。
次に部活動の地域移行の件ですが、ただいまのご答弁で千葉県内の部活動の地域移行が少しずつ実施されてきているということがわかりました。しかしやはり地域差があり、私の耳には、指導者受け入れ団体が見つからず、地域移行を進めることは難しいという声も届いているのも事実です。そんな中、ご答弁では、広域人材バンク千葉クラサポですか。12月から開始していただいてるということは、大変ありがたい取り組みであると思い、今後期待をしております。指導者と市町村や学校を繋ぐマッチングについてはおそらく今後課題として様々なものもあろうかと思いますけれども、その辺は丁寧に対応していただくとともに、市町村への支援としてこの人材バンクが有効に活用できるように要望いたします。
次に県立高校特別教室の空調整備についても、計画的に進められているという答弁を聞きました。保護者負担の軽減を図るため、保護者が設置した空調設備についてぜひ、県が費用を負担するように実現するように要望をしたいと思っています。県の全体の教育予算、強くですね、引き続き国に、これは国策でもあるかと思いますけども、喫緊の課題だと思うんです国に対してですね、予算の増額教育予算の増額ですね。これ執行部あるいは議会一丸となってこれからも取り組んでいければと思いますよろしくお願いします。
次に農林水産業についてであります。担い手の減少や耕作放棄地の増加を食い止めるには、農業所得の向上が不可欠であります。現況を踏まえ、国においては、農産物の適正価格の経営適正価格の形成について検討が行われると聞いています。農産物あるいは畜産物が的確に価格転嫁され、再生産可能な価格となるよう、これも国に対しても強く要望して国のやはり政策をですね、そろそろ転換していただかないとですね、もう5年後、10年後にはですね、農業やる方、漁業やる方がいないかもしれません。
これ食料安全保障上大変な問題でありますので、これ皆さんで、これも教育もそうですけど農林水産業も国にですね、もう腰を上げていただきたい、そのように強くですね、要望をしていただきたいと要望します。
続きまして、勝浦の生産開発室については、質の高い資料を安定的に効率的に生産するために、施設の再編整備を行っている答弁がありました。ぜひ再編してですね、これ縮小することのないようにですね、各施設を拡大してですね、栽培放流は成果が出ていますから、ぜひ縮小することなく拡充をしていただきたいなと思います。
近くに大原高校の栽培実習所、栽培漁業実習場があります。これも優秀で、ヒラメ、イサキ、アワビなどの種苗生産を行っています。同校の老朽化施設をこれ回収することもあわせて要望しますけども、隣にありますから、勝浦生産開発室との連携を図りながら、外房地域の漁業振興に繋げていただきたいと要望します。
次にフェーズフリー政策についてです3部合同庁舎でのお取り組みはよくわかりました。施設整備はもちろんのこと作りの考え方は少しずつ、県でも取り組んでいただけることに感じました。今後も幅広い分野での全庁的な取り組みを進めていただくよう要望します。先日四国徳島県、愛媛県、フェーズフリー先進地に視察してきました。やはり南海トラフのことで、向こうは危機感があって、大変フェーズフリーの考え方、あるいは事前復興という考え方が進んでおりました。ぜひとも防災先進県千葉県を目指すということであれば、フェーズフリー政策を進めていただきたいと思います。
次に津波対策です。現在夷隅川から塩田川の間については海岸沿いを走る景色が抜群でかつ、気持ちよく走行できる自転車道が整備されています。太平洋が自転車道であるこの海岸線の自転車道は、県内初のナショナルサイクルルートに指定されるなど、ますます自転車利用の機運が高まっており、観光面にも大きく寄与するものと期待しています。自転車利用者の絶好の景色を確保するためにも、津波対策のための堤防が実現する暁には、ぜひ自転車道をですねこの堤防の上に整備していただくように要望したいと思います。また併せて、過去に計画の他観光道路についても、この堤防を利用すれば、新たな用地を必要とせずに観光道路が整備できるものと考えておりますので、併せて検討いただければと思う次第でございます。
最後に夷隅地域の医療提供体制について要望と再質問します。夷隅地域にはいくつかの病院がありますが、夜間の救急医療体制は、勝浦市にある塩田病院が大きな役割を担っている現状があり、夷隅医療センターが地元住民のニーズに沿うような医療を提供するために努力をしていることは理解していますが、公的医療機関であるということを考えると、本来は救急や災害、小児周産期医療などにもしっかりと対応できるよう体制を整えることが必要と考えます。このために夷隅地域の医療提供提供体制の充実強化に向けて、夷隅医療センターを初めとした、夷隅地域の医療機関が医療従事者を確保できるように支援いただくことを要望します。また特に直面している課題の一つに、夷隅准看護師学校の問題があります。夷隅准看護師学校は令和5年を最後に学生募集を停止し、閉校することが決定してしまいました。これにより地域の看護職員不足に拍車がかかることが懸念されます。
そこで伺います。夷隅地域における看護職員の確保対策について県はどのように取り組むのか、以上で2回目です。
ーー議長
総合企画部長、冨沢昇君
ーー冨沢昇 総合企画部長
はい。まず、婚活イベント後のフォローについてのご質問ですが、イベントに携わった2市2町のの担当者との意見交換においても、参加者へのアフターフォローが重要であるという認識で一致しております。現在参加者に対して、SNSを活用した相談体制を構築するなど、確実な成果となるように努めているところであり、今後も参加者の状況に合ったフォローに努めてまいります。
ーー冨沢昇 総合企画部長
次に、性自認の文言に関するご質問ですが、性自認は、他県の条例でも使われるなど、定着している表現であり、本県の総合計画などにおいても、これまで性自認を使用していることから、県民に理解していただきやすいと考え、使用しております。また国のLGBT理解増進法の審議においても、同法は、自治体の条例の表現に介入するものではなく、文言は、条例制定権の範囲内で、自治体が判断するものであるという趣旨の発言があったことも踏まえております。以上でございます。
ーー議長
教育長、冨塚昌子君。
ーー冨塚昌子 教育長
はい。道に習熟した方を採用すべきとのご質問です。教員採用選考の志願書には、取得した資格を申告できる欄を設け、剣道柔道についても、段位を記載できるようになっております。当該資格を含め、提出された書類全てを選考の資料としているところです。以上でございます。
ーー議長
警察本部長、宮沢忠孝君
ーー宮沢忠孝 警察本部長
武道訓練の指導体制に関するご質問ですが、県警では、警察本部を初め県下12署に各種目に生じた住家指導者を配置し、柔道剣道、逮捕術等の術科指導実施しております。術科訓練では実際の現場で発生する可能性の高い事案を想定した実践的な訓練を実施している他、訓練の成果を測定するため、部内の大会を開催するなどしております。引き続き、現場執行力の強化を図るため、術科訓練の推進に努めてまいります。以上でございます。
ーー議長
保健医療担当部長、鈴木貴士君
ーー鈴木貴士 保健医療担当部長
はい。夷隅地域における看護職員の確保についてのご質問ですが、県では、准看護師を含む看護職員を確保するため、看護師等養成所への運営費の助成や修学資金の貸し付けによる看護学生の支援を行っているところですが、特に修学資金の貸付については、夷隅地域など看護職員の確保がとりわけ困難となっている医療圏で就業を希望する学生に対して、貸付額を増額する特地域特別枠を設け、支援の充実を図っているところです。今後とも、こうした取り組みを初めとする看護職員の確保対策を進めてまいります。以上でございます。
ーー議長
小路正和君
ーー小路正和 議員
はい、ありがとうございます3回目、婚活イベントに関して、ぜひアフターフォローをしっかりしていただいて、ぜひめでたい話が聞きたいなというふうに思ってますんで引き続きお願いします。
武道に関して教育長そして県警本部長からいただきました。やはりおっしゃる通りでありましてですね、その採用についても、あるいは教育についても引き継ぎ、今回初めて武道を取り上げさせていただきましたけども、その答弁をいただいて非常にありがたいです。そういう精神をやはりこれからも大事にしていただきたいと思いました。
夷隅医療センターについては太田市長を初め議会の皆さんもですね、一生懸命やっていただいてますので、今後、引き続きの支援をお願いしたいと思います。
以上、残念ですが足りないんですが、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
ーー議長
暫時休憩します。再開は午後1時の予定です。