本日の県議会をいち早くお伝えいたします。
以下、3編あります。目的に応じて、ご活用ください。
1 こども向け要約編
2 一般向け要約編
3 議会での質問・答弁の全文書き起こし編
教育や子育てなど、小学生にも関わる内容が、議会では話し合われています。ぜひ、小学生の皆さんにもご興味をお持ちいただければ嬉しいです。
本日(2023/06/27)午後二人目の一般質問は、自民党の小川としゆき議員でした。
1 子ども向け要約編
- 千葉県と千葉市のつながり
問い: 千葉県と千葉市の水の供給の仕組みや、災害時の救助の計画、そして都川の水位が上がったときの対策についてどう思っているの? どんな問題があって、それをどう解決するつもりなの?
答え: 千葉県は、市の人々がより良く生活できるように、国の政策を見ながら考えているよ。水の供給の問題については、県全体で考え、みんなで意見を出し合っているんだ。災害時の救助については、訓練を通じて連携を強めて、迅速に救助できるようにしているよ。そして、都川の水位が上がった時の対策については、河川をきれいにするなどして、水の被害を少なくする計画を立てているよ。 - 千葉県の観光について
問い: 千葉県の観光の計画について、特に自然やスポーツを楽しむ観光をどう推進するの? どういう結果が出るのを期待しているの? そして、特に台湾やタイからの観光客が多い理由や、地域の連携による観光組織の役割についてどう思っているの?
答え: 千葉県は、リゾート地を作る計画について、地元の人々が賛成すれば行うと考えているよ。台湾やタイからの観光客については、情報をしっかり伝えて、千葉県を好きになってもらうための活動をしているんだ。地域の連携による観光組織、DMOの役割については、大切だと考えていて、その役割を説明しているよ。自然やスポーツを楽しむ観光については、地域を元気にし、農業や漁業をする人の所得を上げるために、観光客が農業体験などができる場所を提供しているよ。 - 千葉県のスポーツ・文化の活性化について
問い: 千葉県の美術館はどうやって元気にしていくの? スポーツを使って、どうやって千葉県をもっと活気あるところにするつもりなの? 特に、障害を持つ人たちのスポーツ(パラスポーツ)や、新しいタイプのスポーツ(アーバンスポーツやeスポーツ)についてどう思うの?美術館はどうやってその場所を活用して、地域と連携するつもりなの?
答え: 千葉県立美術館は、その初めて開かれた時からの大切な考えを守りつつ、社会が変わるのに合わせて新しい形に生まれ変わることを進めているんだよ。スポーツについては、地域を元気にしたり、みんなが交流したり、一緒に何かをすることで仲良くなったりすることを目指しているよ。千葉アクアラインマラソンやサーフィン大会などを開催して、地域を元気にし、パラスポーツへの関心を高める活動もしているんだよ。また、国際的なスポーツ大会を千葉に誘致することや、新しいタイプのスポーツを促進するための新しいシステムも作っているよ。そして、美術館は地域とより良く協力して、美術館自体を魅力的にし、地域の活気を引き立てることを進めているよ。 - 千葉港の物流拠点としての強化について
問い: 千葉港は物を運ぶ大切な場所だけど、その役割をもっと強くするためには何が必要なの? 特に、物を運ぶ方法を変えること(モーダルシフト)や、高速道路へのアクセスの改善についてどうするつもりなの?
答え: 千葉港の物を運ぶ力をもっと強くするためには、大きな船に対応できるようにしたり、荷物を置く場所が足りない問題を解決することを目指しているよ。具体的には、千葉の中心地で岸壁(船がつける場所)を整備したり、新たな埠頭(船が荷物を積み卸す場所)を作ったりする計画を進めているよ。また、渋滞が起こりやすい東関東道京葉道路や国道357号の改善も進めていて、具体的には道路を広げたり、立体交差を作ったり、新しい湾岸道路を設計したりしているよ。千葉県としては、これらの計画を早く具体的な形にするために頑張っているよ。
2 一般向けの要約編
- 千葉県と千葉市との関係について
質問: 千葉滋賀県の給水システムにおける課題に対する解決策、特に市の負担軽減についての意見を求めました。また、災害救助についての考え方や県と市の連携体制、具体的には救助活動の指揮系統や訓練についての説明を求めました。さらに、都川上流域の浸水対策についての具体的な取り組みや平成29年策定の都川水系河川整備計画の現状と課題について問いました。
答弁: 県は大都市制度改革について、地方自治制度全般の中で最も住民の福祉向上等にふさわしい制度が何かを重視し、国の議論の動向を注視していると述べました。水道統合広域連携については、県内各地域の広域化の推進方針を取りまとめ、関係11市および県企業局とともに意見交換を重ね、地域共通の考え方を整理しつつ、県営経営安定に資する取り組みを続ける方針です。救助活動については、訓練を通じて連携を強化し、被害情報の迅速な共有や緊密な連絡調整などを行いながら救助活動を実施していくと説明しました。都川上流域の浸水対策については、都川水系流域治水プロジェクトを策定し、堆積土砂の撤去、樹木伐採、支障物撤去などを行い、治水効果の発現に向けた取り組みを進めていると述べました。 - 千葉県の観光について
質問: 質問者は千葉県の観光戦略について注目し、特にグリーンブルーツーリズムやスポーツツーリズムの推進を強調しました。また、観光戦略についての明確なアウトカムインパクトを持つ施策の重要性を指摘し、施策の評価についてのロジックモデルの作成が必要であると述べています。さらに、千葉県が特にインバウンドをターゲットにしている台湾やタイの宿泊実績が高い理由や、どのような効果が見込まれるのか、また地域連携DMOなどの組織の役割についても問いました。
答弁: 千葉県は、IR(インテグレート・リゾート)の誘致について、地元での機運が高まることが重要であり、適切な対応をすると述べました。インバウンド獲得については、感染症制限期間を通じて情報発信を強化し、台湾などのターゲット国への観光地PRを行ったと説明しました。また、観光地域作り法人、いわゆるDMOの重要性を認識し、地域連携B夫婦DMの設置とその効果を説明しました。さらに、グリーンブルーツーリズムは地域活性化と農林漁業者の所得向上に寄与するため、県では体験滞在型の農業体験場の提供などを行い、その推進を行っていると述べました。 - 千葉県のスポーツ・文化振興について
質問: 千葉県の美術館活性化基本構想骨子案に関する今後の具体的な取り組みや、スポーツを活用した地域活性化、パラスポーツの普及促進、国際スポーツ対競技大会の誘致、アーバンスポーツの振興、eスポーツについての県の認識、県立美術館の立地を生かした地域との連携について詳しく説明してください。
答弁: 千葉県立美術館では開館当初の理念を尊重しつつ、社会環境の変化に対応するための再構築を進めており、地域のアート活動を支援することを目指しています。スポーツについては、地域の活性化、交流促進、一体感の醸成などを通じた貢献を目指しています。特に、千葉アクアラインマラソンやサーフィン競技開催などにより地域を活性化し、パラスポーツへの関心を高める取り組みも行っています。また、国際スポーツ大会の誘致による地域活性化や本県の魅力発信、アーバンスポーツやeスポーツの振興を図るための制度を新設しています。最後に、県立美術館では地域との連携を強化し、美術館自体の魅力を高めるとともに地域の活性化に貢献する取り組みを進めています。 - 物流拠点としての千葉港の機能強化について
質問: 物流拠点としての千葉港の役割とその機能強化について質問します。コロナによるEC需要増加を受け、物流施設建設が進行し経済を牽引していますが、道路や港湾機能の整備遅れ、人材不足など多くの課題が出ています。特に千葉港では、輸送手段の切り替え(モーダルシフト)が求められています。千葉港の物流機能強化への取り組みと、高速道路へのアクセス改善について質問します。
答弁: 千葉港の物流機能強化については、平成30年度に港湾計画を改定し、大型船舶対応や貨物取り扱いヤード不足の解消を目指しています。具体的には、千葉中央地区で岸壁整備や埠頭用地造成を進行中で、埠頭再編も計画しています。アクセス道路の強化については、東関東道京葉道路、国道357号などで渋滞が発生しているため、交通需要増大に対応するための対策を進めています。具体的には、国道357号での車線拡幅や立体交差、新湾岸道路の設計などが進行中で、県としては早期に計画を具体化するよう努めています。
3 議会質問・答弁の書き起こし全文
【午後】一般質問 小川としゆき議員(自民党)
次に、小川としゆきくん。皆さんこんにちは。自由民主党千葉市若葉区選出の小川としゆきと申します初当選後の初めての一般質問ということですし、今気がついたんですけど、同期で一番最初の一般質問であるということで大変緊張いたしております。
まずはこのような機会をいただきましたこと、先輩同僚の議員に心から感謝申し上げますありがとうございます。はい。さて今回の選挙戦では、政策の大きな柱といたしまして検視官の連携の強化、それとアフターコロナの経済対策県民の安心安全の確保というものを県民の皆様とお約束してきたことから、今回の質問におきましてもこれらのテーマを中心にして行ってまいりたいと思ってます。
それでは通告に従いまして、一発を行いますまず県と千葉市の関係についてです。私は千葉市の議員として、6期22年間詰めてまいりましたこの間政令指定都市の議長会や自由民主党政令指定都市議会議員連盟において役員を歴任し、大都市制度について収集国へ要望してまいりました。
政令指定都市は、県と同等な固有の権限を有しているため、どの政令市においても、県と市の関係はあまり芳しいものではございません。大阪都構想というものは、まさにこのような形から、生まれたと思っております私自身も、より市民に近いところに権限を委譲し、市民サービスの向上を図っていくべきという。
分権推進派でありますが、現行制度内においても県と市がしっかりと連携すれば、より効果的効率的な行政運営ができるものと考えております。正直これまで千葉県と千葉市もあまり風通しの良い関係ではありませんでしたが千葉市長であった熊谷知事が、就任されたことによって、令和3年7月に連携推進会議が創設され、千葉県と千葉市の協議の場ができたことは大変喜ばしいことだと思っております。
これまで2回の会議が開催され、議題として、消防防災ヘリコプターの共同運行等と水道事業が取り上げられ、昨年12月の会議では、千葉市消防防災ヘリコプターについては、活用のあり方について災害時における情報収集や応急対策復旧復興対策に加え、平時における訓練など、県および県内市町村の要請に基づき、幅広く活用することとし、費用負担については、県が予算の範囲内で運行に関わる維持管理経費の一部を負担することが基本的な方向性として確認されました。
一方、水道事業については、協議調整に時間を要する中長期的な課題であることから、引き続き県市の担当部局で協議を進めていくことになったと伺っております。そこでまず、県営水道等、千葉市水道の統合広域連携についての検討状況についてお伺いいたします。
また災害対策という面では、消防防災ヘリコプターの他にも、今年の4月に救助実施の指定を受けたことは大変嬉しく思っております。この救助実施制度についてはこれまで政令市の仲間たちとともに国陳情重ね、ようやく平成30年の法改正において制度が創設されたので、思い入れも人一倍であり、この県会議員への立候補の意思を示したときも、いの一番に取り上げさせていただきました。
前提といたしまして、県と市の協議が整った場合のみ指定される立て付けになっているため、他政令市では、法施行後速やかに指定された日もありましたが、千葉市は指定までに4年を要してしまいました。そこで、千葉市の救助実施の指定の経緯と、今後の取り組みについてお伺いいたします。
また、災害対策として、県と市が共同で進めてきた事業に、宮古が水の里公園整備事業がございます。この公園整備は、千葉県施行の多目的遊水地と緑と水辺の千葉市にふさわしい親水公園として整備するもので、県の河川事業と市の公園事業の共同で実施するものです。
県の河川事業では、河川法に基づき、国の事業認可を受け、昭和63年度から用地取得に入り、公園整備については、平成17年に都市計画決定し、用地買収を進めてきたところです。河川の整備が進み、下流部においては、平成5年の台風11号以来、外水氾濫による大きな被害は発生しておりませんが、上流、特に大草町、田畑町付近では住民が記録しているだけでも、平成8年9年、12年、16年、25年、そして令和元年と6階も、外水氾濫により、床上床下浸水被害が不要物等による堆積買いを繰り返し受け、家屋等の損傷によって、2世帯が転居をせざるを得ない状況にもなっております。
住民の方々も、雨が降るたびに氾濫するのではないかと。毎回冷やしているそうです。このような被害を防止するためにも、多目的遊水地の早期整備と河川の改修を進めるべきだと考えます。そこで2点をお伺いいたします。
1点目は、都が水の里公園の多目的遊水地の整備状況と整備に当たり、千葉市とどのような連携を図っているのか。2点目は、都川上流域の浸水対策の進捗状況はどうなっているのかお伺いいたします。千葉県と千葉市の関係についての最後に、特別についてお伺いいたします。
特別市または特別自治制度については、第30次地方制度調査会で検討の意思意義が示され、従来から、政令指定都市市長会において、この制度を含めた大都市制度の議論を加速させ、早期実現を図ることにより、地域の実情に応じた多様な大都市制度を選択できるようにすることを国に要望してきたところです。
これは私が説明するまでもなく、熊谷知事も当事者だったので、よくご存知だと思います。直近でも昨年12月に総務大臣に、多様な大都市制度の早期実現を求める指定都市市長会提言を行ったと伺っております。そこで、特別市を含めた大都市制度について、県はどのように考えているのか、お伺いいたします。
次に千葉県の観光についてお伺いいたします。今議会の代表質問で我が党の滝田議員からも、今後の観光振興についての質問があり答弁として、インバウンドへの取り組みを推進していくとありました。空の玄関口である成田空港を有する本県としては、訪日される外国人観光客の単なる通過点とさせるのではなく、千葉県内に少しでも長く滞在していただき、周遊していただくしてもらうため、目的地としての価値を高めていくべきであります。
そこでまず、コロナ後のインバウンド回復獲得に向けて、具体的にどのように取り組んでいくのか、お伺いいたします。代表質問の答弁では、本県に誘客する取り組みが主眼となっておりましたが、訪日外国人観光客でなく、国内観光客も含めて様々なきっかけで来場された方々を、県内各地に送客する仕組みも必要となってきます。
我が県は、県内各地に魅力的な観光地がたくさんありますがどうしてもその地域内で完結する周遊プランが設定されており、日帰りができてしまいます。これらの魅力的な観光地が、より広域的に連携することによって滞在時間が長くなり、より経済波及効果を高めることができるということは、先ほど自ら議員もおっしゃっていた通りであります。
このような市町村域を超えた取り組みを推進していくには、地域連携DMOのような組織が必要になります。そこで、市町村域を超えた地域連携DMOの必要性について、県としてどのように考えているのか、お伺いいたします。
さて、本件は1件にも関わらず、三方を海に囲まれ、緑豊かな自然にも親しめる。極めて恵まれた立地環境にあります。この立地特性を生かし、農山漁村にお出掛け、農家民宿などに滞在し、その地域の農林水産業や文化、自然を体験したり、地元の人々との交流をしながら楽しむ横活動をグリーンブルーツーリズムと称して推進しているところです。
これまでも海水浴や潮干狩り、花摘みや観光農園など、立地を生かした観光旅行推進してきましたが、グリーンブルーツーリズムは、さらに地域住民との交流や農業漁業体験といった交流や体験を通じて、その地域をより深く知り、新たな充実感が得られ、地域の活性化に繋がるとともに地域への愛着が増し、最終的には移住や定住の促進にも寄与するものと考えられています。
そのためには様々な観光資源を単に網羅的に露出するだけではなく、より交流や体験を促進できるような取り組みが求められているところです。そこで、県はグリーンブルーツーリズムの促進に推進について、どのような取り組みを行っているのか、お伺いいたします。
このように千葉県が有する地域資源を生かした取り組みは非常に重要でありますが、より多くの来訪者が見込めるキラーコンテンツの誘致や創出も大切であります。その中でも、統合型リゾートいわゆるIRは、本県の魅力をさらに増すコンテンツとして、再三再四、議会でも取り上げられ、議連からも要望がなされてきたところであります。
コロナ禍によって世界中のIR事業者も大打撃を受け、日本においてもIR熱が少し陰りを見せましたが、この4月に政府が2019に、2029年の開業を目指すとした。大阪府と大阪市の整備計画を認定し、日本初のIRの実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。
岸田総理からも、大阪関西万博の開催後の関西圏の発展や我が国の成長に給水寄与するとともに、日本の魅力を世界に発信する観光拠点となることが期待されていると高く評価をされたところです。長崎でも計画を提出しておりますがまだ審査中でありまだまだ、千葉県でもIRを実現するチャンスがあるものと考えています。
そこで、IR誘致についてどのように考えているのか、お伺いいたします。次に、千葉県のスポーツ文化振興についてお伺いいたします。スポーツの振興は、身体の健康維持向上のみならず、スポーツを通じた交流促進。さらには、スポーツツーリズムのように多くの方の来訪を促し、地域の活性化にも資するものとして、近年、大いに注目をされております。
特に本県は、東京2020大会では、開催地の東京に次いで最も多く競技が開催された会場地で、世界中に千葉県を知ってもらう機会にもなりました。特にサーフィンが行われた一宮のお釣ヶ崎海岸は、世界中のサーファーにとっての憧れの地となり、移住される方も未だ増えております。
またグランピング施設など新たな投資も呼び込まれ、大いに活性化していると伺っております。このように、スポーツの振興は、本県にとっても重要な政策分野であると言います。そこで、オリンピックパラリンピックのレガシーを生かして、県としてどのようにスポーツ振興に取り組んでいくのか。
また、スポーツを活用した地域活性化にどのように取り組んでいるのかお伺いいたします。オリパラのレガシーとして、パラスポーツの振興も大いに大切だと考えております。スポーツ施設のバリアフリー化、障害者に対する偏見の解消など、インクルーシブな社会に向けて大いに加速したところです。
このレガシーを継続的なものにしていくためにも、引き続きパラスポーツの振興に取り組むべきだと考えます。そこで、パラスポーツの普及促進にどのように取り組んでいるのか、お伺いいたします。また国際大会の誘致は、選手、関係者、ファンなどの来場による直接的な経済効果のみならず、その聖地となり、愛好者や関係者が継続的に本県に訪れることによって、地域の活性化に資するものであります。
本県は首都圏からも近く、さらに玄関口である成田空港を有し、非常に便利である上、国際大会の実績も多く有していることから、ボランティアスタッフなどを支える仕組みも十分にでき上がっているという。優位性を大いに生かし、今後も積極的に国際大会を誘致すべきと考えます。
そこで、国際スポーツ競技大会の誘致にどのように取り組んでいるのか、お伺いいたします。サーフィンの効果については先ほど述べましたが、この他さっき、去る5月10日から14日に千葉市で開催されたXゲーム千葉2023が開催されたり、各地でスケボーパークやBMXの練習場が整備されたりするなど、アーバンスポーツの人気が高まっています。
アーバンスポーツとは、都市部で多数楽しめるスポーツの総称で、元々は遊びの延長であることから、自らが楽しみ。仲間や見る人たちも一体となって楽しむ、楽しむことが全てのカルチャーで、世界でも若者に絶大人気を誇るスポーツジャンルです。
代表的な競技としては、スケートボード、BMX、パルクール、3X3、スポーツクライミングなどが挙げられます。今後、若者文化の定着を図り、和歌の若者にも人気のある県を目指すためにも、アーバンスポーツの振興に積極的に取り組むべきと考えます。
そこで、アーバンスポーツの振興についてどのように考えているのか、お伺いいたします。先日、千葉市の新しい競輪場Tipsたドームと、幕張メッセで開催されましたeスポーツの国際的な大会江場土蘭とマスターズ東京2023を視察してまいりました。
平日にも関わらず満席で、6月11日から25日の期間中、多くのファンや関係者が千葉市に集まり、メディアからも大いに注目を集めたところです。eスポーツは、コンピューターゲームをスポーツ競技として捉える際の名称でありますが近年では、実際にスポーツの選手がリアルなスポーツでも優勝したりして、その垣根はほとんどなくなり、オリンピックにおきましても、公式競技としての採用は見送ったものの、20対2020大会の前に、IOCの取材で、オリンピックバーチャルシリーズとして開催され、先日もシンガポールで大会が開催されたところです。
日本ではまだまだeスポーツの取り組みが遅れているところでありますが、群馬県では、早くからeスポーツは地方創生いわゆるひとまちしごとのどの分野にも関わることができて、新たな視点に寄与でき、eスポーツに先進的に取り組んでいくことで、群馬県のブランド力向上にも繋がると考え、経済とブランド両面への効果を期待して、専門の所管課を作り、大いに推進しているところです。
SF古典のNewRomanさという小説皆さんご存知でしょうか?この小説の舞台になっている本県は、サイバーシティとしてのブランド力やポテンシャルを有していることから、今後成長が見込まれるeスポーツにも積極的に取り組み、わかりますよスポーツのメッカにして活性化を図っていくべきだと考えます。
そこでeスポーツについての県の認識はどうか、お伺いいたします。次に文化の振興についてです。文化芸術は、人々が心にゆとりと潤いを実感できるこころ豊かな生活を実現していく上で、不可欠なものであると同時に、誇りやアイデンティティを形成する社会的財産であり、人々を引きつける魅力や社会への影響力、影響力を持つソフトパワーでもあるため我が国の国力を高めるものとして文化庁も位置づけており、文化芸術立国の実現を目指しております。
当然ながら千葉県においても、こころ豊かな県民生活を実現するとともに、活力社会を構築するために、文化の振興に努めるべきべきであります。一方で少子高齢化、グローバル化の進展など、社会環境が著しく変化し、観光やまち作り、国際交流等、幅広い関連分野との連携を視野に入れた総合的な文化芸術政策の展開がより一層求められるようになってきました。
このような流れの中、平成29年に文化芸術基本法が改正され、博物館の役割も多様化、高度化していることから、昨年、博物館法も約70年ぶりに改正されたところであります。県においても、この法改正の趣旨にのっとり、美術館や博物館のあり方を見直していかなければなりません。
特に、県立美術館については、以前から自然に恵まれた素晴らしい立地にあり、施設も立派であるにもかかわらず、企画展は年1回程度。ほとんどが市民ギャラリー的な使われ方をしていて、非常にもったいないなと思っておりました。
本来であれば、県全体のアート活動を牽引していくヘッドクォーター的な拠点施設になるべきだと思っていますし、地域の多様な主体と連携することによって、まち作りや観光に貢献できる施設になると思います。そこで2点お伺いいたします。
1点目は、県全体のアート活動における権利時美術館の役割をどのように考えているのか。2点目は、県立美術館では、その立地を生かし地域の多様な主体との連携を進めるべきと考えますが、その辺のお考えをお伺いいたします。
最後に物流拠点としての千葉港の機能強化についてお伺いいたします。物流は暮らしと産業を支える大動脈であります。特にコロナの影響により、EC需要が高まり、大消費地東京に近いことから、県内では物流施設が次々と建設され、コロナ禍の経済を牽引してまいりました。
今後もこの動向は継続するものと思っていますが、一方で多くの課題も噴出してきております。物流業界の2024年問題については、立憲民主党の入江議員からも指摘されたところですが人材不足というソフト面だけでなく、まだまだ道路や港湾機能などのハード面での整備が遅れているのも現状であります。
特にトラックから船や鉄道に輸送手段を切り替えるモーダルシフトが注目される中、千葉港の果たすべき役割は大きく、今後さらに機能強化をしていくべきではないかと思います。そこで、千葉港の物流機能強化に向けてどのように取り組んでいるのか、お伺いいたします。
また、千葉港で荷下ろしされたものを輸送するに当たっても、高速道路までのアクセスが悪く、多くの事業者から改善が求められているところです。そこで、千葉港の機能強化に伴い、アクセス道路の強化も必要だと思いますが、取り組み状況はどうかお伺いいたします。
以上で1回目の質問を終わります。執行部の真摯な答弁をよろしくお願い申し上げます。小川としゆきくんの質問に対する当局の答弁を求めます。知事熊谷俊人部自民党の小川としゆき議員のご質問にお答えをいたします千葉県のスポーツ文化振興についてお答えいたします。
オリンピックパラリンピックのレガシーを生かしたスポーツ振興に関するご質問ですが、現在は東京2020大会に向け、アスリート強化支援、国際交流の推進パラスポーツの普及や障害への理解促進などの取り組みを展開してきたところであり、その成果を一過性のものとすることなく、更なるスポーツ振興に繋げていくことが重要と考えています。
そこで昨年度、環境生活部にスポーツ文化局を設置をし、全ての県民が年齢や障害の有無に関わらず、スポーツを楽しめる環境を整備することにより、スポーツを通じた地域活性化や共生社会の実現を目指して取り組んでおります。
具体的にはアスリートの強化支援の拡充やサーフィンを活用した地域の活性化大会を契機に注目されたアーバンスポーツの普及促進、パラアスリート等の学校派遣や競技体験会の開催などによるパラスポーツの推進国際スポーツ大会開催支援制度の会創設などの取り組みを展開しているところであり、引き続きパラスポーツを含め、スポーツの振興に取り組んでまいります。
県全体のアート活動における県立美術館の役割についてのご質問ですが、昭和49年に県立美術館が開館した当時は美術の普及、振興、創造の拠点を目指す姿として掲げ、県全体のアートの活動の拠点となるべく取り組んでまいりました。
昨年度策定した千葉県立美術館活性化基本構想骨子案において、開館当時の理念も踏まえ、県内アートプロジェクトの拠点となることを目指すべき取り組みの方向性として改めて掲げ、アートの概念の拡大など社会環境の変化に対応した美術館への再構築に向けて取り組むことといたしました。
今年度は様々な人々が参画する芸術活動の支援や、野外空間での展示による本県ならではのアートな景観の創出など、具体的な取り組みを加えた基本構想を策定する予定です。民間から迎えた新館長のもとで、この構想に基づき各種事業を展開し、県立美術館が県内のアート活動を牽引する役割を果たせるよう努めてまいります。
私からは以上でございます。他の質問につきましては担当局長からお答えをいたします。総務部総務部長鎌形悦弘く私からは、大都市制度に関するご質問にお答えいたします。都道府県と指定都市の二重行政を解消するため、平成25年に国の地方制度調査会で、大都市制度改革が議論され、その中で、市が区域内の行政サービスを一元的に担う特別市の制度についても議論されましたが、諸課題もあることから、その後、制度化は見送られています。
県としては、大都市制度については、地方自治制度全般の中で、住民の福祉向上等にとってこのようなどのような制度が最もふさわしいかという観点を重視議論していくことが必要であると考えており、引き続き国における議論の動向を注視してまいります。
以上でございます。総合企画部長、冨沢昇くん。私からはまず、県営水道と千葉市水道の統合広域連携についてお答えします。千葉市を含む県営水道給水地域の水道事業のあり方については、県内各地域の広域化の推進方針などを取りまとめた。
千葉県水道広域化推進プランの策定に当たり、関係11市および県企業局とともに、意見交換を重ねてまいりました。この地域では、千葉市と同様に、県営水道の区域とし水道の区域の両方を有する市がある一方、県営水道のみが給水している市もあるなど、各種の水道事業への関わり方や経費等の違いがあり、統合広域連携の考え方にも相違が見られたところです。
引き続き関係11市、県企業局と連携し、地域共通の考え方を整理しながら、県営経営安定に資する取り組みの検討を継続してまいります。続いて、千葉県の観光について、IR誘致に関するご質問にお答えいたします。IRについては、本年4月、IR整備法に基づき、大阪府の区域整備計画が国の認定を受けたところです。
IRの効果については、観光や地域経済の振興等が見込まれる反面、犯罪予防やギャンブル依存症の防止等の対策を講じる必要があることから、まずは地元での機運の高まりが重要と考えており県としては、今後とも国や市町村の動向を注視するとともに、市町村から具体的なご相談があれば適切に対応してまいります。
以上でございます。防災危機管理部長征矢進くん。私からは、救助実施指定についてお答えをいたします。災害救助法に基づく救助実施の指定については、令和3年12月、千葉市から申し出があり、県市間での協議を経て、本年4月に国の指定を受けたところです。
指定に向けた協議においては、全県での物資支援や医療、住宅の提供など、各種救助が迅速かつ的確に行われるよう調整手順や役割等を定め、救助実施に当たっての連携体制の構築を図ってまいりました。今後、訓練などを通じ、連携を強化するとともに、8歳時においては、速やかな被害情報の共有や、緊密な連絡調整などを行い、救助活動を着実に実施してまいります。
以上でございます。スポーツ文化局長岡田慎太郎くん。私からは、千葉県のスポーツ文化振興についてお答えします。まず、スポーツを活用した地域の活性化に関するご質問ですが、スポーツは人や地域の交流促進、地域の一体感と活力の醸成などに寄与するものと認識しており、県では本県が持つ多様で豊かな自然や、地域の特性を生かしたスポーツの振興に取り組んでいるところです。
これまで5回にわたり開催した千葉アクアラインマラソンでは、東京湾アクアラインを初めとした本県の魅力を国内外に幅広く発信し、ランナーに加え、ボランティアや沿道で応援する地域住民の方々など、多くの皆様に参加いただいています。
また、東京大会において、本県がサーフィン競技初の開催地となったことを生かして、都市部の住民向けの体験会や、サーフ文化発信イベント等を実施し、2地域居住や移住定住促進を図っており、引き続きスポーツを活用した地域の活性化に取り組んでまいります。
次に、パラスポーツの普及促進に関するご質問ですが、県では、県民のパラスポーツへの関心を高めるため、障害の有無に関わらず、誰もが参加できるパラスポーツフェスタを開催するとともに、パラスポーツの魅力を伝える動画リーフレットを作成し、障害者の相談機関や特別支援学校などに配布しています。
また、児童生徒や地域住民の方々に、障害への理解を深めていただくため、県内の小・中学校にパラアスリート等を派遣し、体験会を実施しており、今年度は特別支援学校にも対象を拡充したところです。さらに障害のある方が継続的にスポーツに参画できる環境の整備を図るため、県、地元市、大学、特別支援学校などの関係者が意見交換する場を、今年度2月東葛飾地域に新たに設け、優良事例の共有やパラスポーツ教室の共同実施などを行ってまいります。
次に、国際スポーツ対競技大会の誘致に関するご質問ですが、国際スポーツ大会を県内で実施することは、世界で活躍するトップ選手の競技の観戦を通じたスポーツの振興、国内外からの観客の来訪による地域活性化、食や観光といった本県の魅力発信などの効果が見込まれるものと考えています。
そこで県では、今年度新たに国際競技団体が主催する大会について、県内市町村などが誘致する場合に、その開催経費の一部を助成する制度を設けたところです。今後、市町村や県内競技団体等に制度の周知を図りながら、県内で多くの国際大会が開催されるよう取り組んでまいります。
次に、アーバンスポーツの振興に関するご質問ですが、スケートボードやBMX等のアーバンスポーツは、音楽やファッションなどの若者、若者文化と一体化しており、スポーツに新しい魅力や価値を加えるものと認識しています。
アーバンスポーツの振興は、スポーツ離れが危惧されている若者や、これまでスポーツに興味関心のなかった県民がスポーツをする機会の創出に繋がるものと考えています。県では現在、誰もが楽しく安全にアーバンスポーツに親しめるよう、初心者向けの体験会や、マナー啓発のための動画の作成を行うなどの施策を展開しているところです。
次にeスポーツについての県の認識に関するご質問ですが、eスポーツは、電気機器を用いて行う娯楽競技スポーツ全般を指すものとされ、種目例としては、野球格闘技パズルなどがあり、近年収穫、集客力のあるイベントとして徐々に認知度が高まっているものと認識しています。
国際オリンピック委員会では、委員会は、eスポーツを含むバーチャルスポーツについて、身体運動を伴うものと伴わないものがあり、ビデオゲームと区別することが重要であるとしており、こうした見解を踏まえ、国においても、eスポーツの捉え方などについて検討していく必要があるとしているところです。
一方で、一部の自治体や団体ではeスポーツを観光客の誘致などと連動させる取り組みが始まっており、県としては引き続き国や他の自治体等の動向を注視してまいります。最後に、県立美術館の立地を生かした地域との連携についてのご質問ですが、博物館美術館については、求められる役割が多様化高度化する中、博物館法が改正され、社会教育施設としての役割に加え、文化観光拠点としての役割が期待されており、県立美術館においても地域の多様な主体と連携し、地域の活力の向上に取り組むことが重要です。
このため、県立美術館では、昨年度から千葉港地域の活性化を目的としたイベントへの出展や、隣接するポートパークとの連絡通路を整備して、周辺施設との回遊性を高めるなど、地域に開かれた美術館に向けた取り組みを進めているところです。
今後は、海辺や公園隣接した時、立地と建物や広い空間を生かして、美術館自体の魅力を高めるとともに、地域の更なる活性化に向け、周辺施設と協働した店内間、展覧会の開催や行事への積極的な参画など、多様な主体との連携を一層進めてまいります。
以上でございます。商工労働部長野村宗作くん。私からは千葉県の観光についてお答えいたしますまずインバウンド獲得についてのご質問ですが、県では、感染症により海外との往来が制限されていた期間についても、往来の再開を見据えて、ホームページやSNSによる情報発信を強化した他海外の旅行会社とのオンライン商談会や、台湾に設置したレップなどを通じて、本県観光地のPRを行ってきたところでございます。
また昨年10月の水際対策緩和以降は、訪日リピーターが多く、本県への宿泊実績も高い。台湾、タイ、マレーシア、ベトナムについて、職員と観光事業者が現地を訪問する形の誘致活動を再開し、商談会や観光展示会への参加、旅行会社への訪問セールスなどを行っているところです。
今後はこうした取り組みを一層強化するとともに、最新の旅行者ニーズを踏まえた観光コンテンツの造成などにも取り組みながら、インバウンドの獲得を目指してまいります。次に市町村域を超えた地域連携DMOの必要性についてのご質問ですが、観光地域作り法人、いわゆるDMOは、地域の司令塔として多様な関係者と協働しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域作りを進めていく方針です。
市町村域を超えた地域連携B夫婦DMを設置することは、観光客に広域的な収容を促し、広く経済効果を波及させていくために有益な手段と考えております。本県ではこれまで、市町村域を超えた取り組みについては、千葉プロモーション協議会がDMOの役割を担ってきましたが、緩やかな連携であるため、地域の魅力発信や勉強会などは実施してきたものの同一日、統一的なテーマに基づいた全体企画の立案を行うまでには至っていません。
このため県としては、旅行ニーズの変化に合わせて、連携のあり方を見直すとともに、必要とされるDMOの機能について、市町村や関係機関、観光関係団体と検討を深めてまいります。以上でございます。農林水産部長前田俊哉くん。
私からは、グリーンブルーツーリズムの取り組みについてお答えいたします。地域の魅力や食文化を楽しむことのできるグリーンブルーツーリズム交流人口の増加による地域活性化に資するとともに、農林漁業者の所得向上にも繋がるものと認識しております。
そこで県ではこれまで毎年100店舗以上の直売所が参加して、県内外からの集客の増加を図ってきたフェアに、昨年度からは、観光農園の他、滞在型の農業体験の場を提供する、いわゆる農泊の施設を加え、体験滞在も含めた県内周遊を促しているところでございます。
また今後はインバウンドや教育旅行の需要も取り込めるよう、旅行会社等への情報提供を積極的に行うとともに、県内でのワーケーションの取り組みを促しながら、ぐるぐるぐるグリーンブルーツーリズムの推進に取り組んでまいります。
以上でございます。県土整備部長池口正晃くん。私からはまず、都川多目的遊水地についてのご質問にお答えします。都川上流域の多目的遊水地は、県が整備する超絶と、千葉市が整備する水の里公園との複合施設であり、調整池については、これまでに1時間最大雨量50mmに対応した14万2000立方メートルの貯水容量を確保したところです。
現在更なる治水効果の発現に向けて、残る用地の取得を進めており、引き続き地元のご理解をいただきながら、千葉市と事業の進捗状況や地域の動向等を情報共有し、緊密に連携して事業の推進に努めてまいります。次に、都川上流域の浸水対策の進捗状況についてのご質問ですが、都川では、流域における浸水被害の軽減を図るため、県と千葉市が一体となって、流域治水を推進する都川水系流域治水プロジェクトを令和3年度に策定しました。
このプロジェクトのうち、都川上流域においては、堆積土砂の撤去、樹木伐採、支障物撤去などを行うこととしており、今年度は大草橋下流の支障物撤去を行うとともに、千葉市の事業と連携した堤防の嵩上げの検討を進めてまいります。
次に、千葉港の物流機能の強化についてのご質問ですが、千葉港では、平成30年度に港湾計画を改定し、船舶の大型化や貨物取り扱いヤードの不足などの課題に対応するため、千葉中央地区において、岸壁整備や埠頭用地の造成などを位置づけたところです。
このうち、岸壁整備については、国の直轄事業として令和3年度から鉄太D岸壁の工事が進められ、埠頭用地の造成については、県において、埋め立てに向けた港湾利用者との調整を行っているところです。引き続き、千葉港の物流機能の強化を図るため、国の直轄事業に協力しながら、埠頭再編を進めてまいります。
最後にアクセス道路の強化に向けた取り組み状況についてのご質問ですが、千葉港を有する湾岸地域では、東関東道京葉道路、国道357号などにおいて、広範囲にわたり、慢性的な渋滞が発生しており、今後も千葉港の機能強化や物流施設の立地等に伴う交通需要の増大が見込まれています。
国道357号では、現在国において、曽我地区における車線拡幅や検見川立体などの渋滞対策が進められているところです。また規格の高い新たな道路ネットワークとなる新湾岸道路では、概略ルート等の検討体制についての議論を進めることを確認したところであり、県としては早期に計画の具体化が図られるよう、沿線市とともに国に最大に協力してまいります。
以上でございます。小川としゆき区萩町まずはご丁寧な答弁ありがとうございました。概ね理解いたしましたので2回目は再質問せず、所感と要望を述べさせていただきたいと思いますまず、県営水道と下水道の統合については様々な課題があることを理解いたしました。
ただ現状の千葉滋賀県から給水を受けている仕組みだと、どうしても悪事赤字が拡大してしまいますとにかく少しでも市の負担が減り県市にとっても合理的な選択をしてほしいと思っています。救助実施についてはしっかりとがバラバラになるんじゃないかという危惧を持たれてる方もいれませんが何よりも県民市民の命、安心安全を守るということが、最も優先されるものであるので、どっちがいいに社長取るということではなく、タイムライン上指揮系統に入った方がいい場合もありますし、千葉市が先行して取り組んだ方がいい場合もあることから、より効果的効率的に災害救助にあたってほしいと思います。
そのためには、あらゆる場面を想定した訓練をお願いしたいというふうに思います。都川上流域の浸水対策ですが、家屋の被害も大きいですが、暖房にも水が流出してしまいますと、堆積物等の影響でしばらく使い物になっならなくなってしまいます。
また平成29年策定されました。都川水系河川整備計画の現状と課題には、平成8年以降、外水氾濫による被害が記録されていないと明記されておりおそらくこれは下流部でという意味合いだとは理解していますが、上流域では先ほど御説明しており、5回も被害を受けている。
わけですからまずはこの前提条件をや認識を改めないと、私は優先順位が落ちてしまう。と思ってますので、この計画の見直しも要望したいと思います。今回の答弁で、大草橋下流の支障物、おそらく橋げたを撤去するということだと思いますがその効果がどれだけあるかわかりませんし、もしかしたら抜けが良くなることで、今度は下流部に影響が出る可能性も、可能性も否めません。
とにかく先行して調整機能を果たす多目的遊水地の事業を進めてほしいと思いますし、県が事業完了していなければ、公園整備も進みませんので、用地の買収も速やかに進めてほしいと思います。また、佐賀次側合流地点から機材も橋までの未改修区間の早期着手をお願いするとともに、危険水域が早期把握できるように、監視のライブカメラの設置なども要望いたします。
特別支援については、本当は知事から考えをお聞きしたいなとは思っていましたけれども、またそれはまた別の機会にしたいなと思ってます概ね県の考え方は理解をできました。引き続き私自身は、より県と市の関係性を良くするためにも、その県の県千葉市が特別になることを望んでいるところであります。
次に、千葉県の観光についてですが、本年度第3次観光立県千葉推進基本計画が最終年度を迎え、第4次計画の策定に入っていると思います。新型コロナウイルスの影響によって、消費者の価値観が大きく変わっている現在観光に求められているものも大きく変化をしてきております。
観光庁も、ゴールデンルート以外の地方の支援をしていきたいという方針を打ち出しており、今がチャンスであると思います。本県の魅力ある地域資源をフルに活用しながら、体験や交流を促進するとともに、最新のデジタル技術、例えばメタバースやNFTを活用することによって、バーチャルとリアルの境目がなくなるような、コンテンツもどんどん支援していただきたいと思っております。
特にグリーンブルーツーリズムやスポーツツーリズムは、本県の魅力を最も発揮でき、体験と交流を促進できるものですので今後も積極的に推進していただきたいと思います。ただこれらを含めた本県の観光を推進するにあたっては、施策を、を並べた網羅的なものを展開するのでなく、しっかりと効果、成果いわゆるアウトカムインパクトを明確にした観光戦略を立てて推進していただきたいと思います。
具体的には、例えば、現在インバウンドをターゲットにしている台湾、タイなどがなぜ本県の宿泊実績が高いのか。また、今後の成長がどのように見込めるのか、様々な角度から検証し、ターゲットとしての理由を明確にするとともに、そのターゲットが本県に滞在し、どのような効果をもたらすのか。
また今後どのような影響を与えるのか、ロジックモデルを作成し、目的、効果、成果を明確しなければその施策は正しかったのか、評価することができません。またこのような施策を展開していくためには、その受け皿や倹約となる組織も重要です。
今回は地域連携DMOについて取り上げましたが、その形にとらわれることなく、今ある千葉国際観光コンベンション流量や観光物産協会、プロモーション協議会なども、地域連携を推進できる組織として積極的に活用していただきたいと思います。
いずれにいたしましても、基本計画策定に当たっては、このようなことに留意しながら進めていただくことを強く要望いたします。なお、IRについては特に大きくスタンスは変わっていないようですので、引き続き議連や質問で要望していくとともに、地元での機運が醸成できるように働きかけをしていきたいなというふうに思っております。
次に千葉県のスポーツ文化振興についてです。スポーツも文化活動の一環であり、文化は人々に楽しさや感動、精神的な安らぎや生きる喜びをもたらし、人生を豊かにするものであります。豊かな人間性を涵養する上で重要で、正義感や公正さを重んじる心や他人を思いやる心などは、文化を大切にする環境の中で培われます。
現在テレワークも進み、今後は週休3日制の導入が議論されるなど、働き方も大きく変わり、人々の価値観も、経済重視から自分らしく生きることにシフトしていることから、余暇に対するニーズが高まってきています。一方で、人との関わりが薄くなり、社会性が失われつつある現代人にとっては、スポーツや芸術文化をもたらす効果が今後ますます求められてきています。
このようなことを踏まえ、今後、本県のスポーツ文化をますます振興するために、今回の質問を通じて、スポーツを通じた地域活性化、パラスポーツやアーバンスポーツの振興、国際規模の大会の積極的誘致eスポーツへの積極的な取り組み県立美術館の積極的な活用など、様々な提案をさせていただきましたぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。
特に美術館は、今後本県の美術芸術文化を振興する上で、極めて重要な拠点施設なるはずなので、今後のあり方を検討し、積極的な利活用に努めていただきたいと思います。最後に物流拠点としての千葉港の機能強化についてです。
本件、今後の本県の発展にとって物理は最も重要な産業分野の一つですその中でも中学校の果たす役割を大きく今後物流拠点として発展するためには、港湾機能の強化とあわせ、アクセス道路の強化もしっかりと進めていただきたいと思います。
そのためには、それぞれのアクセス道路の管理者である国や市町村ともしっかり連携して、戦略的に進めていただきたいと思います。今回の質問は初めてということもありまして、これまで県が行ってきたことを中心に今後の課題などについてお伺いしましたが、その中で私の意見や地域の要望もたくさん述べさせていただきました。
ぜひこれらの提案を前向きに検討していただきまして、実行に移していただくようお願い申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ご清聴いただきましてありがとうございました。以上をもって本日の日程は終了しました。
明日28日は定刻より会議を開きます。これにて散会します。