公民館の可能性−地域を創る学び

社会教育について調べています。
教育委員会で、戦後の写真を見せてもらいました。

これから紹介する写真は、柏市教育委員会にて見せてもらったものです。

写真提供 柏市教育委員会

これから公民館は注目されると、私は予測しています。

写真提供 柏市教育委員会

公民館は、趣味のサークルだけではなく、もともとは自治の拠点となるような場でした。

写真提供 柏市教育委員会

いま、全国の自治体で、老朽化した公共施設の改修や建て直しの計画され、リストラも検討されています。

高度経済成長期には、全国に公民館の立派な施設が建設されましたが、その前には「青空公民館」といって、建物にとらわれない学びの場を作っていたとのことです。

まるで、まちなかカレッジのような活動でした。

全国で進められている公共施設の総合管理計画を機に、公民館のあり方が見直され、各地で面白い事例が生まれてくると期待しています。

写真提供 柏市教育委員会

この写真は、山野辺薫之•市史編纂委員長の郷土史講座(S55年)です。
地域の歴史を知ることは、地域への愛着を深め、活動への手がかりを得るために大切な学びです。

現在の柏まちなかカレッジで開催されている魁!!!歴史塾の風景と比べてみると面白いです。

写真の収集や整理は、市民ボランティアが担っています。
このことについては、また、あらためて書きたいと思います。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)