【柏市】柏駅東口駅前再整備事業 旧そごう柏店本館の土地取得

本日2月20日、柏市は、旧そごう柏店の跡地を86億円で購入すると発表されました。

2月22日から始まる柏市議会 令和5年第1回定例会にて、
どのような議論がなされるのか?

柏駅東口駅前再整備事業・旧そごう柏店本館の土地取得とともに、柏駅西口北地区再発事業や柏第一小学校についても注目です。

柏駅東口駅前再整備事業
旧そごう柏店本館の土地取得について

総事業費 86億円(令和6年度から8年度までの3か年で支出)

1 土地取得の目的

整備から半世紀が経過した柏駅東口駅前の再整備の推進

①狭あいな交通空間の改善や不足している環境空間の確保など,公共空間を拡充する

②老朽化が進展している駅前施設の更新・建替え用地としても活用を検討する

2 土地取得の概要

①令和6年2月19日に,予算の議決を条件とした土地譲渡について,正式に所有者と合意したため,これに基づき土地を取得

②土地面積:5,201.41㎡

③土地取得費:86億円(不動産鑑定評価額をもとに算定)

④土地取得の条件: 建物地上部は所有者により解体
市は上記土地取得費をもって更地化後の土地を取得

3 予算(令和6年度補正予算)

(1)歳出
令和6年度から3か年で総額86億円を支出
【令和6年度】 10億円(歳出予算)
【令和7・8年度】 76億円(債務負担行為の設定)

(2)歳入
【令和6年度】
国庫補助金 5億円※1
都市整備基金繰入金 5億円※2

【令和7・8年度】
国庫補助金 3億円※1
都市整備基金繰入金等 73億円※2

※1 国庫補助金(総額約8億円)を要望予定
令和6年度政府予算案(国土交通省)にて創設予定の社会資本整備総合交付金
都市構造再編集中支援事業等「次期開発に向けた機動的な事業化への支援」

※2 都市整備基金,土地開発基金等を活用するほか,将来において交通面や環境面など公共空間の拡充を行うこととなった際には,当該後年度において国庫補助金など特定財源の確保に努める

4 想定スケジュール
【令和6年度】 土地売買契約,建物解体工事着手
【令和7年度】 解体工事
【令和8年度】 解体完了見込み,土地引渡し予定

 

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)