柏市内の戦争史跡の保存

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戦時中、旧陸軍と旧海軍が協働開発を進めていたが試作機で終わったロケット戦闘機「秋水」の燃料庫が、柏飛行場跡付近に5つのあったとされ、1つが8月末に撤去され、もう一つも撤去されようとしています。 image    近代の史跡については、その歴史価値が認められないまま失われてしまった事例が全国でもこれまで多く見られました。
ただ、この「秋水」の燃料庫については、公共の土地で現存するのは柏だけであり、軍都柏としての史跡として重要です。そして何より平和を伝えていくために大切な史跡であると考えます。image

調査研究、3Dデジタルアーカイブ化、公園内での保存と来園者への公開展示なども必要と考え、市内の戦争史跡の保存を求めて、議会で質問しました。

市民団体からも請願があがっており、柏市議会教育民生委員会でも、委員会審議の前に、現地視察を致しました。

状態が良く、公園内にある2号基を展示できる展示公開し、1号基と3号基は公園内に保存されますが、県有地にある撤去予定の5号基についてが議論されています。
すべてを残すことは難しいと思いますが、調査•記録し、デジタル保存などは必要です。image

また、柏の戦争史跡は、この秋水燃料庫だけでなく、根戸の高射砲部隊関連の史跡や飛行場関連の史跡もあり、全体で考えていかなければならないものです。
博物館を建てるということではなく、戦争史跡全体を歩くコースなどを定め、自然も楽しめるジオパークのような構想を進めていくことも必要ではないかと思います。image

視察では、飛行機を隠したという掩体壕跡も見ることができました。image

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投稿者:

山下 洋輔

柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。元高校教諭。2児の父。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 (社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 教育コンサルタント山下洋輔事務所設立。 2011年9月から柏市議会議員。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)