聴く力は、民主的な態度を育む第一歩

子どもたちの第三の居場所となるネクスファで、ストーリーテリングのプログラムを実施しました。

今年度、最初なので、自己紹介に取り組みました。

ネクスファの人数が増えたので1、2年生の部と上級生の部の二クラスに分かれ、それぞれの発達段階に合わせて取り組むことができました。

1、2年生の部では、初めての人も多く、人の話をしっかり聴くことが目標でした。2年生の成長を実感でき、嬉しいものです。
10974525_1064157356933668_7455133612357951153_o上級生の部では、印象に残るような自己紹介となるよう工夫してもらいました。一人ずつ工夫した部分を説明し、内容や話し方を少し工夫するだけで、与える印象は大きく変わるものです。

ストーリーテリングで、勉強や仕事で自分の考えを発表できるようになると説明することもありますが、それだけではありません。
バックグラウンドの異なる人たちと、対話し、協働していくことが大きな目標です。そのためには、声の大きな人だけでなく、一人ひとりの声に耳を傾けられるようになってほしいと願っています。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)