学校を拠点に、保健所や地域、企業、NPOなどと連携し、保健所がアドバイスをしながら、地域の様々な資源を活用し、地域に健康なライフスタイルを普及していこうという世界的な動きがあります。
インフルエンザなど感染症、メンタル面の健康課題、睡眠不足、食の安全、格差など、さまざまな健康・安全の課題が山積する中、学校保健と地域保健の連携や協働は意義あるものと考えます。
地域に開かれ、地域との協働を目指すコミュニティスクールやチーム学校といった国内の流れにおいて、地域の総合的な健康づくりの拠点としての学校づくりを提案しました。
柏市健康増進計画における小中学校の位置づけや学校保健と地域保健の連携について質問。
また、講演会やワークショップといった特別授業ではなく、日常的に健康増進活動に関わる人と学校で交流することで,健康問題に触れる機会を作っていくため、医療介護や健康支援など保健所のような施設を学校内に設置することや地域との食育事業を提案。
そして、養護教諭を増やすこと。
健康づくりの地域での拠点が学校であり、学校内での拠点となるのが保健室であり、養護教諭の役割が重要と考えます。保健室の先生である養護教諭の仕事は多様化しております。学校全体の健康状態の把握、健康教育、特別支援学級への対応も行っています。
児童生徒さらには教員にとっても、保健室は学校のオアシスのような存在と感じている人は多いことでしょう。担任にも、親にも、友達にも話せなかった相談をうけるなどセーフティーネットの役割を果たし、不登校の課題にも寄与するところが大きいと考えます。
養護教諭を増やすことは難しいという答弁ではありましたが、障害福祉や介護予防、様々な健康事業などの補助金や予算、実証実験などを活用して、地域と学校の健康づくりのためのスタッフの配置できるよう求めました。