読売新聞2013年7月11日に、新設した「Noblesse Oblige(通称:NOB)」が、「起業の花咲かすサロン」として開設されました。
これまで、全国のいくつかのフューチャーセンターの立ち上げに関わってきましたが、このNOBには、コンセプト立案から、様々な調整も含め、プロデュースしてきました。
①空間、②おもてなし、③ネットワーク、④ファシリテーションが、そろった施設は、なかなかありません。
柏という地域に密着している点、そして、柏だけにとどまらないクオリティの高さで、”Think Globally,Act Locally(世界視野で考えてローカルに行動する)”を体現していきたいと思います。
以下、YOMIURI ONLINE 7月11日 より
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20130710-OYT8T01574.htm
起業の花咲かすサロン 柏に開設
様々な業種の人たちが自由に出入りして情報や意見を交換し、問題解決や新ビジネスの創造につなげる“起業サロン”が、柏駅近くのビルにオープンした。柏市で街づくりに携わるメンバーらが運営し、地域の社会的課題にビジネスの手法で取り組む「社会起業」の拠点も目指している。
施設は同市東上町2の28、第1水戸屋ビル3階のフロア(延べ床面積128平方メートル)に開設。建築家の細田真一さん(49)、大学非常勤講師の福島毅さん(51)、教育コンサルタントの山下洋輔さん(35)、コミュニティーカフェを経営する油原祐貴さん(34)らが企画し、ビル所有者の細田さんが場所を提供した。
机やイスを自由に動かすことができ、利用者が交流して新しいアイデアを生み出す「コワーキング」を中心に、セミナーや会議、パーティーなど多様な用途に対応する設計で、壁に岩をかたどり、床には宇宙から見た地球をあしらうなど内装の工夫もしている。
利害の対立など複雑な問題について、専門家が対話することで迅速に解決する欧州の「フューチャーセンター」の機能も目指しており、「社会の役に立つ」との思いを込め、施設名は欧米社会で言うノブレス・オブリージュ(身分や地位に伴う義務)からとり、通称を「NOB」とした。
市民が日替わり店長を務める飲食店を脱サラして開店した油原さんは、「地域で行動を起こしたいと思っている人たちが仲間となって力を合わせ、新しい仕事づくりをする場所にしていきたい」と話している。
営業時間は午前9時~午後10時(日曜、祝日は午後6時まで)。利用料は、例えばコワーキングオフィスが会員で月1万5750円、非会員で1日(5時間)1575円。問い合わせはNOB(04・7197・5600)へ。