小学校通学路のブロック塀等調査結果と公共施設のブロック塀の安全対策について

平成30年6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震による塀の倒壊被害を受け、その対策を議会からも要望してきました。
柏市は市内小学校(42 校)の通学路に面するブロック塀等について、7月から一斉調査を行いました。
今日、担当部署から、その報告を受けましたので、ご紹介いたします。

1 通学路におけるブロック塀調査内容
(1) 調査範囲
小学校から概ね 500 メートル以内のブロック塀等(調査済通学路:144.4 キロメートル)

(2) 調査結果等
外観上,基準に適合 833 件(24 パーセント)
外観上,基準に不適合 2,427 件(71 パーセント)
劣化等により早急に対応が必要 158 件( 5 パーセント)

2 危険コンクリートブロック塀等除却工事費補助金について
(1) 今年度実績 申請件数 32件(うち通学路23件) 補助金総額 3,854千円(通学路分3,109千円)
(2) 次年度 受付期間 平成 31 年 5 月 7 日から 補助金予算 3,000 千円

3 公共施設におけるブロック塀等の対策について
(1) 実施状況 公共施設は,取り壊し予定である水道部庁舎を除き,平成 30 年度内に工事が完了 学校施設については,小学校 6 校,高等学校 1 校実施 契約金額 公共施設 21,697,718 円 学校施設 5,920,339 円
(2) 次年度予算額 小学校 133,700 千円 (平成 30 年度からの繰越金を含む) 中学校 28,150 千円 (平成 30 年度からの繰越金を含む)

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)