VR(ヴァーチャルリアリティ)で認知症と暮らしについて考える勉強会に参加しました。
風邪や二日酔いなどと違い、認知症は、体験したことがないので理解や共感が得られにくいものです。
VRでは、認知症のある方々の体験談などをもとに、たとえば、車から降りる時に、ビルから飛び降りるように感じてしまう視空間失認を疑似体験しました。
目の前の方が怖がっているという感情を参加者で共有することで、感情に寄り添えるようになりたいと思いました。
私も酔っ払いや居眠りで記憶が飛ぶこともありますし、海外で途方に暮れてしまうこともあります。
「認知症というラベルを貼って、すべてを認知症のせいにしない」という考え方は大切です。
障がいについても同じことが言われますが、認知症が問題なのではなく、認知症のある人やその家族が生きづらい社会が問題です。
11月に呼塚にオープンするサービス付き高齢者住宅の銀木犀が主催する勉強会でした。
そこでは、認知症と地域をつなぐことが目指されています。
施設内に、外部の子どもだちが遊びに来られる駄菓子屋さんを設け、認知症のあゆ方が店長となり、子どもも認知症のある方々との交流してけるようなこと試みるとのことです。
楽しみです。