柏市では、公共交通の空白地域や不便地域を解消し、主に自家用車を利用しないかたの日中の移動手段を確保するため、かしわ乗合ジャンボタクシーを運行しています。
バスは、交通渋滞などで遅れることがあります。「どれくらい待てば、いいのだろう?」、「もう出発してしまったのでは?」、「本当に来るのかな?」と不安やイライラを解消するために、乗り合いタクシーの現在地を、パソコンやスマートフォンから確認できる位置情報配信サービスを、今年6月から始めました。
決算審査特別委員会の質疑のヒアリングで、昨年度に作成したこの位置情報配信サービスについて取り上げました。
「そもそも、このサービスを作った意味があるのか?」
「6月からの4か月間、アクセス数は1000件程度であるが、利用されていないのではないか? ※乗り合いタクシー利用者は、10000人」
スマホは、利用者の対象となる高齢者とマッチしないのではないかという仮説からの質問でしたが、別の発見もありました。
交通弱者というと高齢者のことばかりを考えていましたが、データを見ると、30代の女性や子どもも乗り合いタクシーを利用していることがわかりました。
たとえば、こんなやり取りを、決算審査特別委員会のヒアリングで行っています。この3日間で、総務、建設経済、市民環境、教育民生の四部門で、約40テーマほどを、市役所の担当職員さんと話し合っています。
せっかく作ったシステムなので、みなさんにも知っていただきたいと思い、位置情報配信サービスのページをシェアします。
http://buslocation.kashiwa-smart.jp/buslocation/route.ies
※かしわ乗り合いジャンボタクシー http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/140700/p004412.html