この春、教員を辞めて10年となります。
皆様のお陰で、ここまでやってくることができました。
本当にありがとうございます。
選挙に出る時も勇気はいりましたが、教員を辞める時の決断は大きかったです。
大学院博士課程で教育学を研究しながら、教育事業を営むという四年間でした。
苦しい期間でしたが、かけがえのない経験だったと思います。
最近になって、教員時代の同僚や教員としての大先輩方から、思いを託されることが何度かありました。
そのお陰で、自分の使命を確信し、議員として一皮むけたと感じます。
これまで議会で、教員経験の長い教育委員会の先生方と教育政策を議論してきました。どこか、ベテランの先生方に引け目がありました。
しかし、教員の先輩方から激励をいただき、「教員とは違う別の役割を果たしているのだ」と気づきました。
学校だけでは解決できない課題を、何とかして欲しいと、多くの思いを背負っています。
より良い教育を実現させるために、予算や制度などに働きかけてます。
これは教育政策研究や教員経験からだけではなく、皆様の思いが後押ししてれます。そこが、議員としての強みと責任の重さです。
今日、ある専門学校の入学式にお招きいただきました。
私が、高校で三年生を担任していた時に出会った学校でした。今、こうしてつながることなど、一切、考えていませんでした。
一つひとつの仕事に誠心誠意、向き合う大切さを思い知らされます。
これまでの出会いや経験が、何かでつながっているのだと思います。
この私の10年を振り返るようなイベントを開いてみたいなと考えています。