柏の音楽と言えば、一般的には、ストリートミュージシャンだったり、吹奏楽が有名かもしれませんが、多様な音楽が繰り広げられていると実感する、ここ数日です。
コーマル城でシャンソンをお聴きしたり、ネフェルティティ(Nefertiti)で元小学校教諭のマスターから、教え子との心温まるお話をお聴きしたり、お花見で柏のミュージシャンの方々とお話したり、カフェラインで音楽の街について話し合ったりした3日間でした。
柏駅前には、多数のライブハウスがあり、様々な音楽教室があり、ライブ演奏を楽しめるバーなどもあります。
流し、ミュージックサン、トネリバージャムなど、音楽イベントも開催されます。
そんな中で、「柏には様々な音楽ジャンルのプレイヤー・団体が活動する反面、 ジャンルごとにプレイヤー・ファンのコミュニティが形成されており、なかなか相互接点がない」という指摘があり、エリア全体で考えていこうという呼びかけが有金淳さんからあり、話し合いに参加させてもらいました。
この課題について、有金さんは、ラージアンサンブル(Large ensemble)に注目し、仕掛けていこうとご提案されました。
ラージアンサンブルとは、NY等で話題になっている、大編成グループの演奏・音楽解釈法とのことです。ジャンルや楽器編成にこだわらない新しい音楽表現が期待できます。
市民の音楽を軸とした、情報・話題の共有=一体感に繋がるコンテンツができる可能性があります。
第四次柏市芸術文化振興計画に“「音楽の街かしわ」の創出”とありますが、計画だけに終わらないムーブメントを起こしていけるよう、私も山下洋輔という名前に負けぬよう頑張りたいです。