誰もが学び続けられる「教育のまちに」

柏まちカレ図書館の活動で、80歳前の男性宅を訪問し、これまでの人生や現在の生活についてお聴きしました。    社会人となり、上司から本を読むようにと指導されたこと。
これまで8,000冊以上を読んだこと。
大学で中国語を学び、中国での仕事に携わり、今でも中国語で三国志演技や史記などを読んでいること。
フランス語や英語の小説も原語で読んでいること。

本を読む大切さについて、強調されていました。

現在、デイサービスに通っているそうですが、本を語る仲間が欲しいと仰っていました。
この書庫を柏まちカレ図書館として活用できないかという相談でしたが、読書会サークルやブックトークのような場に参加してもらうことになりました。

生涯学習の大切さを痛感しました。
介護予防や地域包括ケアシステム構築が行政の大きな課題ですが、福祉の分野だけでなく、図書館や公民館が支えられる部分も大きいと思います。

夜は、柏まちカレ図書館のミーティングでした。図書館という建物にこだわらず、まち全体を図書館と見立てて活動しいます。

「教育のまち」を掲げ、活動してきました。子どもの学校教育だけでなく、すべての世代の人たちが、自分らしく生きるための学びです。
柏のまち全体を学びの場となるような仕組みを作っていきます。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)