「どいかや絵本原画展」開催中のハックルベリーブックスを息子と訪問しました。
原画展を観た後、店内の本を一緒に眺めていました。消防士の本がないなぁと話していましたが、別の本棚の本に興味を示しました。
ひざを寄せて読む絵本『わたし 大好き』です。
アメリカの臨床心理士のハーディックさんが、アルツハイマーと診断された自分の母親と読むために描いた絵本です。
少しずつ他人とのコミュニケーションを取る力を失っていく人たちに、再びつながりを持てるような関係を築くことができる希望の本と評価されているようです。
パラパラと読み聞かせ、「この本を読みたい?」と確認すると、「読みたい」と答えます。
鮮やかで、ホノボノとした絵。登場してくる動物や乗り物、子どもたち。細かい部分にも興味を持ちます。
これから言葉を覚え、コミュニケーションを身につけようとする2歳の息子とその親。
記憶を失いつつあるアルツハイマーや認知症の人と介護者。
別のことと考えていましたが、そんなに変わらないと気づくことができました。
わたし大好き―ひざを寄せて読む絵本 (TWO-LAP BOOK-ひざを寄せて読む絵本-)
ハックルベリーブックスでの原画展は、2/4まで(水曜日は休み)です。