手賀沼でお亡くなりになられた教育者の慰霊式に参列

9月の議会にて、この歴史を忘れてはならないこと、我孫子市と協同で慰霊式などを開催し、顕彰すべきであると提案致しました。
柏市教育委員会も、重要性を認識しており、我孫子市•柏市•校長会•教頭会の主催で、慰霊式が実現しました。
柏市議会では、後藤議員もご提案され、我孫子市議会でも日暮議員が取り上げ、今日の式に参列されました。
10683546_1012612168754854_4058142192359639133_o 昭和19年の11月22日、手賀沼で、研修の移動中に18名の教員(児童•乳児2名も含む)が亡くなられた。
校長、教頭2名が男性で、その他はすべて女性。訓導の小林富み先生(当時36歳)の他は、みんな16歳から24歳の若い女性教員だった。

戦時中の出来事であった。男性教員は、戦争に徴収され、教育現場は若い女性が担っていた。
若い女性教員ばかりだが、教育の質を高めていこうと学校を視察し、研修していたのでたった。
その移動中での事故だった。

ご遺族のお話を直接お聴きし、戦争でお父様を亡くし、手賀沼での事故でお母様を亡くし、その後の苦しい生活の中で頑張ってこられたことが伝わってきた。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)