議会後、柏市のいじめ対策について、柏市少年補導センターを訪ね、意見交換しました。
話し合いを終えた帰途、私の中学校時代の生徒指導の先生のことを、ふと思い出しました。
あの先生は、いわゆる「荒れた学校」に赴任し、学校を立て直しては、また別の「荒れた学校」に移るという生徒指導のプロでした。
怖かったですが、親しみもあり、頼り甲斐のある先生でした。
どんな生徒にも、同じ目線で話かけてくれました。
私が中学校を、転校し、友達からその先生が亡くなられたという話を聞きました。病気だったそうです。
昨夜、「それいけ!アンパンマン」を子どもに読み聞かせました。
アンパンマンは、休むことなく、困っている方に自分の顔を食べさせるために、各地を飛び回ります。
テレビアニメとは違い、「アンパンチ」など暴力をふるうことなく、身を削りながら“正義”を実践しています。
生徒指導の先生とアンパンマンが重なりました。
アンパンマンからのメッセージは大きなもので、それぞれの人生や価値観によって受け止め方も異なると思います。
私個人的には、公正であることや教員の多忙化などについて、考えさせられました。
この夏、友人に会い、自分たちの子どもの頃の話ができました。
今、取り組んでいる活動と自分の生い立ちが、つながってきているように感じます。