森ノ宮のまちライブラリーを見学しました。
安堂寺祭りで、森ノ宮のまちライブラリーの奥井さんと出会い、その翌日、新幹線に乗る前に訪問し、ご案内頂きました。
まちライブラリーとは、みんなで育てる図書館です。
自分の思いのこもった本を寄贈し、その思いをメッセージカードに記入します。その本を借りた方は、自分の感想などを書き連ねていきます。
本をきっかけにつながりが生まれていくのです。
提唱者の磯井氏によるまちライブラリーの説明です。
「まちライブラリーは、メッセージカードを付けた本をカフェやショップ、病院、お寺、オフィスや個人宅などまちの中の本棚に置き、本を介して人々が出会い交流するコミュニティ型のライブラリーです。誰でもオーナーとしてライブラリーを始めることができます。大阪を中心に全国に約300カ所、そこにはオーナーの個性溢れる本棚があり、本の貸出や読書会、勉強会など様々な催しが行われています。」
マイクロライブラリー、青空本棚、アウトドアライブラリー、ブッククロッシング、私たちが取り組んでいる「柏まちカレ図書館」など、様々な形があります。
この「もりのみやキューズモール」にあるまちライブラリーは、ピザ屋に併設されていて、大規模で、内容も充実したものです。
他のキューズモール内にも、本棚が置かれているとのこと。
私が訪問した時には、夏休みこども企画として、動物画アーティストによるおしゃべりペインティングショーが開かれていました。
他にも「ゲームで楽しむ現代短歌」、「プロレスを語る会」、「もりのピタゴラスイッチ」、「子どもの食」など、様々な興味深い講座が企画されています。
一箱古本市や読書会、DJトーク、ブックフェスタなど、本にまつわるイベントを開き、関西の他の地域とネットワーキングもされています。
私にとっては、ワクワクすることばかりでした。