柏駅前が大火事に遭った後、下水道が、雨水汚水合流式で整備されていきました。
その後、国から、雨水と汚水を分けるように指示がありました。周辺地域の下水管とつなぐ予定でしたが、周辺の下水管が整備されるまでに時間を要してしまい、すでに柏駅周辺は合流式で整備されてしまったのです。
古くからの市街地では雨水汚水の合流式の下水管が多く、貯水マスのようなものを設け、そこで処理できるようにしているようです。しかし、柏の場合は、生活排水などの汚水が手賀沼を汚染した大きな原因となっている歴史もあるので、国から貯水マスのような方法は認められなかったようです。
かといって、柏駅前の道路やビルの下に埋まる下水管を一斉に取り替えるということは、難しいところです。再開発やビルの建て直しに合わせて、雨水と汚水を分離した下水管を、少しづつ整備しているところとのことです。
わかりやすく説明したいと思い、省略したり、簡略化した部分があります。正確に知りたい方は、行政に聞くか、私に連絡ください。